86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 81
関係代名詞that、what
今回はthatによる関係代名詞についてふれていきます。
またwhatによる関係代名詞についてもふれていきます。
1関係代名詞「that」
関係代名詞の「that」は、主語と目的語として使うことができます。さらに「人」と「物事」の両方に対して使うことができます。
しかし、「whose」のように所有を表すことはできません。
また、口語では「that」がよく使われますが、「人」に対して使う場合において「who」と「that」の2つを比較した場合では、「who」のほうがよく使われます。
She is the woman that (who) teaches English at university.
(彼女は大学で英語を教えている女性です。)
The car that I bought last year was inexpensive.
(私が去年買ったその車は高くはなかったです。)
基本的な文の作り方については、基礎からの英語学習Day78と同じです。
しかし、「whose」のように所有を表すことはできません。
また、口語では「that」がよく使われますが、「人」に対して使う場合において「who」と「that」の2つを比較した場合では、「who」のほうがよく使われます。
She is the woman that (who) teaches English at university.
(彼女は大学で英語を教えている女性です。)
The car that I bought last year was inexpensive.
(私が去年買ったその車は高くはなかったです。)
基本的な文の作り方については、基礎からの英語学習Day78と同じです。
「that」は非制限用法としては使うことができません。
制限用法と非制限用法については英文法の発展的学習 28を参照してください。
2関係代名詞「that」が主に使われる場合
関係代名詞「that」が口語に関係なく、主に使われる場合には次の3つがあります。
1<先行詞に最上級が使われている場合>
That is the most interesting movie that I have ever seen.
(あの映画は私が今までに見た中で一番おもしろいです。)
I have ever seen. は「私が今までに見た。」という意味です。
これを最上級の後ろに続けると「私が今までに見た中で一番です。」という意味になります。
2<先行詞に「the only」などが使われている場合>
「the only」、「the first」、「the same」などが使われている場合です。
This is the only book that I can't understand.
(これは私が理解できない唯一の本です。)
3<先行詞に「all」などが使われている場合>
「all」、「any」、「no」や「anything」、「nothing」などの合成語が使われている場合です。
Is there anything that we can do?
(私達のできることが何かありませんか。)
1<先行詞に最上級が使われている場合>
That is the most interesting movie that I have ever seen.
(あの映画は私が今までに見た中で一番おもしろいです。)
I have ever seen. は「私が今までに見た。」という意味です。
これを最上級の後ろに続けると「私が今までに見た中で一番です。」という意味になります。
上の「seen」の代わりに「done」を続けると、「私が今までにした中で一番です。」という意味になります。
2<先行詞に「the only」などが使われている場合>
「the only」、「the first」、「the same」などが使われている場合です。
This is the only book that I can't understand.
(これは私が理解できない唯一の本です。)
3<先行詞に「all」などが使われている場合>
「all」、「any」、「no」や「anything」、「nothing」などの合成語が使われている場合です。
Is there anything that we can do?
(私達のできることが何かありませんか。)

3関係代名詞「what」
関係代名詞の「what」は、他の関係代名詞とは異なり先行詞を必要としません。それは「what」が先行詞とセットになっているからです。
たとえば次の例を見てください。
What he says is true.
(彼が話すことは本当のことです。)
上の例では先行詞を見ることができません。
それは「what」には、「that which」または「those which」のように表されるように、先行詞が含まれているからです。
そこで関係代名詞「what」の意味は、「~をする事(物)」になります。
This is what I need.(これが私の必要なものです。)
What we have to decide is when we'll bring this to market.
(私達が決定しなければならないのは、いつこれを市場へ導入するかです。)
たとえば次の例を見てください。
What he says is true.
(彼が話すことは本当のことです。)
上の例では先行詞を見ることができません。
それは「what」には、「that which」または「those which」のように表されるように、先行詞が含まれているからです。
そこで関係代名詞「what」の意味は、「~をする事(物)」になります。
This is what I need.(これが私の必要なものです。)
What we have to decide is when we'll bring this to market.
(私達が決定しなければならないのは、いつこれを市場へ導入するかです。)
関係代名詞の「what」には、もう1つ別の先行詞があります。
それは「anything that」で表されます。この場合は「~をするものは何でも」という意味になります。
You may take what you like.
(あなたが好きなものは何でも取っていっていいですよ。)
英語学習の参考として、時間があるときに読んでみてください。
前置詞の目的語としての関係代名詞について
レッスンの確認問題
ワンランク上の練習問題
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
