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基礎から英文法をマスター
(参考)
前置詞の目的語としての関係代名詞について
「of which」は所有を表します(このことについてはDay80の「4」でふれています。)が、この他に「to which」や「for which」、「with which」のように関係代名詞の「which」が、前置詞の目的語になる場合があります。次の例を見てください。
The discussion to which we introduced a new plan is under consideration.
(私たちが新しい計画を持ち出した討論は、議論中です。)
ここで使われている関係代名詞の「which」は「to」の目的語になっています。
この文は次の2つからできています。
①The discussion is under consideration.
②We introduced a new plan to it.
②の「it」が①の「The discussion」のことです。
そして②の「it」を「which」に置き換えて、前置詞の「to」と一緒に②の文頭に持ってきてから、①に挿入して文を一緒にしています。
前置詞の目的語の「which」は省略をすることができません。
口語では前置詞が残されて、「which」だけが前に移動してきます。その場合の「which」は省略することができます。
The discussion we introduced a new plan to is under consideration.
The discussion to which we introduced a new plan is under consideration.
(私たちが新しい計画を持ち出した討論は、議論中です。)
ここで使われている関係代名詞の「which」は「to」の目的語になっています。
この文は次の2つからできています。
①The discussion is under consideration.
②We introduced a new plan to it.
②の「it」が①の「The discussion」のことです。
そして②の「it」を「which」に置き換えて、前置詞の「to」と一緒に②の文頭に持ってきてから、①に挿入して文を一緒にしています。


前置詞の目的語の「which」は省略をすることができません。
口語では前置詞が残されて、「which」だけが前に移動してきます。その場合の「which」は省略することができます。
The discussion we introduced a new plan to is under consideration.