86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 54
接続詞soとthat
今回はsoを使った接続詞についてです。
また、so thatの構文についてもふれていきます。
1「so」(それで)
「so」は接続詞として「それで」や、「したがって」という意味で使うことができます。
「so」の後には、「主語+動詞」(節)を置きます。
It was cold, so I closed the window.
(寒かったので、私は窓を閉めました。)
We were tired, so we took a taxi.
(私達は疲れていたので、タクシーを使いました。)
「so」の後には、「主語+動詞」(節)を置きます。
It was cold, so I closed the window.
(寒かったので、私は窓を閉めました。)
We were tired, so we took a taxi.
(私達は疲れていたので、タクシーを使いました。)
2so ~ that …(~なので … です)
「so+形容詞・副詞+that節(that+主語+動詞)」で、「(形容詞・副詞)なので、(that節)です」というような意味を表すことができます。
たとえば I got up so early that I had a good time drinking coffee. は、「私はずいぶん早く起きたので、ゆったりとコーヒーを飲みました。」という意味になります。これは、「so」で「early」を強調してから、「that節」でそのために起きたことを説明している文になります。
「that節」とは、「that+主語+動詞」のことです。
He is so poor that he can't buy anything.
(彼は貧しいので何も買えません。)
She sings karaoke so beautiful that I want to sing like her.
(彼女はとてもきれいにカラオケを歌うので、私も彼女のように歌いたいです。)
ところで、「so」の後は形容詞か副詞が続きますが(「so」は副詞なので)、名詞を続けたい場合はどうするでしょうか。
その場合は「so」のかわりに「such」を使います。そして「such」の後にその名詞を続けます。「that節」については、「so」の場合と同じでセットとして使います。
It was such a fine day that we went for a walk.
(天気がとてもよかったので、私達は散歩に行きました。)
It was such a wonderful TV program that I saw it three times.
(それはとてもいいテレビ番組だったので、私はそれを3回も見ました。)
たとえば I got up so early that I had a good time drinking coffee. は、「私はずいぶん早く起きたので、ゆったりとコーヒーを飲みました。」という意味になります。これは、「so」で「early」を強調してから、「that節」でそのために起きたことを説明している文になります。
「that節」とは、「that+主語+動詞」のことです。


He is so poor that he can't buy anything.
(彼は貧しいので何も買えません。)
She sings karaoke so beautiful that I want to sing like her.
(彼女はとてもきれいにカラオケを歌うので、私も彼女のように歌いたいです。)
この「so」は副詞です。「that」と一緒になって接続詞的に使います。
また口語では「that」が省略されます。
(「so」の副詞としての使い方は基礎からの英語学習Day32を参照してください。)
ところで、「so」の後は形容詞か副詞が続きますが(「so」は副詞なので)、名詞を続けたい場合はどうするでしょうか。
その場合は「so」のかわりに「such」を使います。そして「such」の後にその名詞を続けます。「that節」については、「so」の場合と同じでセットとして使います。
It was such a fine day that we went for a walk.
(天気がとてもよかったので、私達は散歩に行きました。)
It was such a wonderful TV program that I saw it three times.
(それはとてもいいテレビ番組だったので、私はそれを3回も見ました。)
上のように、「such」の後には名詞を続けることができます。
また「such」の後の名詞がない「such that」も使われる場合があります。「such that」は、それだけで「とてもすごい」という意味があります。
Her picture was such that she was awarded first prize.
(彼女の絵はとても優れていたので、彼女は1位を授与されました。)

3「so that」(結果)
「so」と「that」をくっつけた「so that」は、それ以下で前の文から起きる結果をあらわすことができます。この場合、「so that」の前に「,(コンマ)」を置きます。
たとえば I overslept, so that I was late for the lecture. は「私は寝過ごしたので、講義に遅刻しました。」という意味になります。「so that」以下で、寝過ごしたために起きた結果を説明しています。
I drove for five hours, so that I was very tired.
(私は5時間運転していたので、とても疲れました。)
It was raining, so that I had to open an umbrella.
(雨が降っていたので、私は傘をささなければなりませんでした。)
たとえば I overslept, so that I was late for the lecture. は「私は寝過ごしたので、講義に遅刻しました。」という意味になります。「so that」以下で、寝過ごしたために起きた結果を説明しています。
I drove for five hours, so that I was very tired.
(私は5時間運転していたので、とても疲れました。)
It was raining, so that I had to open an umbrella.
(雨が降っていたので、私は傘をささなければなりませんでした。)
口語で「that」は省略されます。
「that」が省略されると、「1」でふれた「so」の使い方と同じになります。
4「so that」(目的)
上の「3」で説明をした「so that」は「結果」を表しましたが、ここでふれる「so that」は「目的」を表します。
これは「~をするために」という意味で使うことができます。
上の「3」との違いは、次の2点です。
①「so that」の前に「,」をおかないこと
②「so that」の後に、助動詞の「can」や「will」を使うこと
たとえば、You should speak clearly so that we can understand you. は「私達が理解できるようにあなたは明確に話すほうがいいですよ。」という文になります。
I'll give you the violin so that you can practice it.
(あなたが練習できるように、私があなたにヴァイオリンをあげます。)
Line your paper so that you can remember.
(忘れないように、紙に線を引きなさい。)
これは「~をするために」という意味で使うことができます。
上の「3」との違いは、次の2点です。
①「so that」の前に「,」をおかないこと
②「so that」の後に、助動詞の「can」や「will」を使うこと
たとえば、You should speak clearly so that we can understand you. は「私達が理解できるようにあなたは明確に話すほうがいいですよ。」という文になります。


「so that」の後は、「can」や「will」の他に「may」も使われます。しかし、「may」を使うと文語調になります。
I'll give you the violin so that you can practice it.
(あなたが練習できるように、私があなたにヴァイオリンをあげます。)
Line your paper so that you can remember.
(忘れないように、紙に線を引きなさい。)
レッスンの確認問題
ワンランク上の練習問題
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
