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英語喫茶基礎からの英語学習>数の形容詞、manyとmuch、数詞と序数詞(形容詞) Day23



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Day 23

数の形容詞、manyとmuch、数詞と序数詞(形容詞)

 今回は形容詞でも、数の意味を表す形容詞についての基本です。
 manyとmuchの他、数詞と序数詞についてふれていきます。

1「many」と「much」(たくさんの)

 「many」と「much」は「たくさんの~」という意味です。
 違いは「many」が可算名詞(数えることができる名詞)、「much」が不可算名詞(数えることができない名詞)に使われることです。したがって「much」の後の名詞は、いつも単数形になります。

 I don't have many friends.(私には多くの友人がいません。)
 Do you drink much coffee?
 (あなたはたくさんのコーヒーを飲みますか。)

 「many」と「much」は肯定文で使わずに、否定文と疑問文で使うのが普通です。
 肯定文ではかわりに「a lot of」を使います。これは加算名詞と不可算名詞の両方に使うことができます。

 I have a lot of friends.(私には多くの友人がいます。)
 I drink a lot of coffee.
 (私はたくさんのコーヒーを飲みます。)



 次は「how」と一緒に疑問文で使う場合の例です。
 「chair」は数えられるので「many」が使われますが、「money」は数えられないので「much」が使われます。

 How many chairs do you want in your class?
 (教室にいくつのイスが必要ですか。)
 How much money did you pay for it?
 (それにいくら払ったのですか。)

 肯定文でも「too」、「as」、「so」を、「many」と「much」の前におくと、それらを使うことができます。

 You make so many mistakes.(あなたは多くのミスをします。)
 I wasted so much time yesterday.
 (昨日は多くの時間を無駄にしました。)


 また、主語を修飾する場合はそのまま使うことができます。

 Many people think so.(多くの人達がそう考えます。)
 Much time was wasted.(多くの時間が無駄に使われました。)

 しかし、これらの「many」と「much」は、そのまま肯定文でも実際はよく使われています。特に「many」は、「much」よりも肯定文で自由に使われています。










英文法の休息









2数詞について

 数詞とは「one」や「two」のことを言います。「12」までは形が異なりますが、「13」からは「teen」のついた形になります。

 1 one
 4 four
 5 five
 11 eleven
 12 twelve
 13 thirteen
 17 seventeen
 19 nineteen

 20以上は「twenty」などに「-(ハイフン)」をつけてから、「one」などを続けます。

 20 twenty
 30 thirty
 40 forty(fourtyではありません)
 50 fifty
 80 eighty
 90 ninety
 21 twenty-one
 32 thirty-two
 97 ninety-seven

 100以上では「hundred」の後に「and」を続けます。(アメリカ英語ではよく省略されます。)
 また「s」は数詞の後には続けません。
 × two hundreds

101 one hundred (and) one
151 one hundred (and) fifty-one
1,000 one thousand
10,000 ten thousand
480,281 four hundred (and) eighty thousand two hundred (and) eighty-one


 さらにそれ以上の例です。3桁ずつ呼び方が変わっていきます。

 100万 one million
 10億 one billion
 1兆 one trillion

 漠然とした数の例です。この場合は語尾に「s」がつきます。

 hundreds of(何百の)
 thousands of(何千の)
 millions of(何百万の)



・<序数詞について>
 序数詞とは、「~番目」を表すことを言います。

 1 first
 2 second
 3 third

 20は「twentieth」、30は「thirtieth」となりますが、21や22のような場合は数詞の形に「-」(ハイフン)をつけてから、序数詞の形を続けます。(33→ thirty - third)

 年齢の言い方には次のような例があります。

 a. She is ten years old.
 b. She is a ten-year-old girl.

 上の(b)の「year」は複数形ではありませんが、これは「-」で結ばれているために、「ten-year-old」が1つの形容詞になったものです。



英語学習の参考として、時間があるときに読んでみてください。

可算名詞と不加算名詞の区別について(英語学習の豆知識M-2)





レッスンの確認問題
 このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。

基礎からの英語学習-確認問題1
many とmuch の使い方について
問題数:10問

選択式問題の解説






ワンランク上の練習問題


今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。






英語の数の形容詞、 many と much 、数詞と序数詞 基礎からの英語学習23日目カット







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