86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 37
時の前置詞atとin、byとuntil
前置詞は、名詞や代名詞の前におかれるのが普通です。そしてそれらがセットとなって、形容詞句や副詞句として使われます。
今回は時を表す前置詞についてふれていきます。年月日を表すのに使う前置詞や、byとuntilの使い方について見ていきます。
1年月日、曜日など
そしてそれらがセットとなって、形容詞句や副詞句として使われます。
年や月には「in」を使い、時刻には「at」を使います。この「at」には、「ある時の一点」を指す意味があります。
at 9:30
at 6:30
at 11 o'clock
The university starts at 9 o'clock.(大学は9時に始まります。)
「9 o'clock」は「9:00」と同じです。「o'clock」は「of the clock」が短縮されたもので、何時ちょうどというときに使います。
in April
in July
in 2004
I am going to go abroad in August.(私は8月に外国へ行く予定です。)
季節にも「in」を使います。
in summer
また、曜日には「on」を使います。「on」には「特定の日」という意味があります。
on Friday
on Sunday
See you on Monday.(月曜日に会いましょう。)
「on」には「特定の日」の意味がありますので、ある日が特定されると、たとえば「月」を表す語句でも「on」を使うようになります。
on April 10
on July 7
また、特定された日に関係した次の例もあります。
on Christmas Day(クリスマスに)
on New Year's Eve(大みそかに)
2午前や午後など
in the morning(午前中に)
in the afternoon(午後に)
in the evening(夕方に)
at night(夜に)
午前や午後なども、特定がされると「on」を使うようになります。
on the afternoon of July 7(7月7日の午後に)
on Monday morning(月曜の朝に)
on Saturday night(土曜の夜に)
次はその他の例です。
at the beginning(始めに)
at the beginning of April(4月の始めに)
at the end of July(7月の終わりに)
「in time」と「on time」では、「in」と「on」の前置詞の違いがあります。
「in time」には、「(その時間に)間に合うように」という意味があります。
「on time」には、「時間通りに(定刻に)」という意味の違いがあります。(この「on time」は「punctually」と同じ意味です。)
You should be in time for the party.
(パーティーに間に合うようにしたほうがいいですよ。)
The plane arrived on time.
(その飛行機は時間通りに到着しました。)
また、「in」には「~の後に」という意味があります。
in ten minutes(10分後に)
in a few days(数日後に)
The train will leave in two minutes.
(電車は2分後に発車するでしょう。)

3「by」と「until」
「until」は「~までずっと」というように、「継続した時間」の意味があります。
この2つの相違を図にすると、次のようになります。
真ん中の矢印は時間の流れを表しています。「by」の点線はどこでも終了してよいことを意味し、「until」の実線は継続しなければならないことを意味します。


You have to come by 9 o'clock.(9時までに来なければなりません。)
I will stay here until 9 o'clock.(9時までここに滞在するつもりです。)
「until」を使うときは、その継続する時間の意味から、動詞も継続の意味を表せるものを使います。
I read a book until 5 p.m.
(午後5時まで私は本を読んでいました。)
(「until」は接続詞としても使われます。基礎からの英語学習Day56を参照。)

時に使われる前置詞について
問題数:13問
選択式問題の解説

by とuntil の使い方について
問題数:4問
選択式問題の解説
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
