86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 74
知覚動詞
今回は知覚動詞を使う用法についてふれていきます。
知覚動詞とは何かというところから、基本的な使い方を見ていきます。
1知覚動詞とは?
知覚動詞とは、見たり、聞いたり、感じたりすることを表す動詞のことをいいます。
たとえば、「see」、「hear」、「feel」、「smell」などがあります。
これらの知覚動詞に目的語を続けてから、動詞の原形(原形不定詞)またはing形(現在分詞)、または過去分詞のいずれかを続けて使います。
動詞の原形(原形不定詞)の場合が、「~がするのを」を表し、ing形(現在分詞)の場合が、「~がしているのを」を表します。
そして過去分詞は、「~をされるのを」を表します。次からはそれぞれについて見ていきます。
たとえば、「see」、「hear」、「feel」、「smell」などがあります。
これらの知覚動詞に目的語を続けてから、動詞の原形(原形不定詞)またはing形(現在分詞)、または過去分詞のいずれかを続けて使います。
動詞の原形(原形不定詞)の場合が、「~がするのを」を表し、ing形(現在分詞)の場合が、「~がしているのを」を表します。
そして過去分詞は、「~をされるのを」を表します。次からはそれぞれについて見ていきます。
2「~がするのを」(知覚動詞その1)
知覚動詞の後の目的語に動詞の原形(原形不定詞)を続けると、「~がするのを」という意味で使うことができます。
たとえば I saw the girl cross the street. は「私は女の子が通りを横切るのを見ました。」という意味になります。
I heard the bell ring.(私はベルが鳴るのを聞きました。)
I felt my fear rise.(私は恐怖感が増すのを感じました。)
たとえば I saw the girl cross the street. は「私は女の子が通りを横切るのを見ました。」という意味になります。


I heard the bell ring.(私はベルが鳴るのを聞きました。)
I felt my fear rise.(私は恐怖感が増すのを感じました。)

3「~がしているのを」(知覚動詞その2)
知覚動詞の後の目的語にing形(現在分詞)を続けると、「~がしているのを」という意味になります。
このing形は進行している動作を表すので、その進行中の動作を知覚する意味が含まれます。
I saw the girl crossing the street.
(女の子が通りを横切っているのを見ました。)
I heard a bird singing.(私は鳥が歌っているのを聞きました。)
I felt her weeping.(私は彼女が泣いているような気がした。)
このing形は進行している動作を表すので、その進行中の動作を知覚する意味が含まれます。


I saw the girl crossing the street.
(女の子が通りを横切っているのを見ました。)
I heard a bird singing.(私は鳥が歌っているのを聞きました。)
I felt her weeping.(私は彼女が泣いているような気がした。)
「2」でふれている例文 I saw the girl cross the street. は、女の子はすでに横切ってしまった意味を含みますが、I saw the girl crossing the street. は、女の子がまだ横切っている途中であることを意味します。
4「~がされるのを」(知覚動詞その3)
知覚動詞の後の目的語に過去分詞を続けると、「~がされるのを」という意味になります。
過去分詞には受動的な意味があるので、たとえば I heard my name called. は、「私は自分の名前が呼ばれたのを聞きました。」という意味になります。
He saw the window broken by somebody.
(彼は窓が誰かによって割られるのを見ました。)
過去分詞には受動的な意味があるので、たとえば I heard my name called. は、「私は自分の名前が呼ばれたのを聞きました。」という意味になります。
He saw the window broken by somebody.
(彼は窓が誰かによって割られるのを見ました。)
レッスンの確認問題
ワンランク上の練習問題
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
