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英語喫茶基礎からの英語学習接続詞too~toとwhen Day55>「hardly(scarcely)~when(before)」(するとすぐに)について



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(参考)


「hardly(scarcely)~when(before)」(するとすぐに)について

 否定語の「hardly」と「scarcely」に、「when」または「before」を続けて使う場合があります。
 このとき「hardly (scarcely)」には「過去完了」、「when (before)」には「過去形」を使います。
 そして「hardly (scarcely)」のところで、「~をするとすぐに」という意味を表します。

 hardly(scarcely)+過去完了形
 when(before)+過去形

 The door had hardly shut when she called me back.
 (ドアが閉まったとたんに、彼女は私を呼び出した。)
 I had scarcely gone to bed before someone knocked at the door.
 (私が寝ようとしたとたんに、誰かがドアをノックした。)

 「hardly (scarcely)」は否定語なので、文頭に置く場合は倒置をします。
 Hardly had the door shut when she called me back.


 「when (before)」の後に、「主語+過去形」のように「文」が続くのは、「when (before)」が接続詞だからですが、それに対して「hardly (scarcely)」は副詞になります。

 「no sooner ~ than」は、「hardly (scarcely) ~ when (before)」と同じ意味で使えます。文のつくりも同じでno soonerには「過去完了」、「than」には「過去形」を使います。
 no sooner は副詞として、「than」は接続詞として使うので、「than」の後には「主語+過去形」が続きます。

 I had no sooner arrived than I fell sick.
 (私は到着したとたんに、病気になった。)

 no sooner も文頭に置く場合は倒置をします。

 No sooner had I arrived than I fell sick.



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