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基礎からの英語学習

英語喫茶基礎からの英語学習接続詞and、or、but Day52>「命令文+and」、「命令文+or」について



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(参考)


「命令文+and」、「命令文+or」について

 命令文に「and」や、「or」を使って表す用法についてふれていきます。

1.「命令文+and」について
 命令文に「and」を続けると、「~をしなさい、そうすれば」という意味で使うことができます。
 たとえばHurry up.「急ぎなさい。」という命令文に、「and」とYou will be in time for the movie.「映画に間に合うでしょう。」を続けると次のようになります。

 Hurry up, and you will be in time for the movie.
 (急ぎなさい、そうすれば映画に間に合うでしょう。)

 このように「and」を命令文に続けることで、命令文の後を「そうすれば~」という意味の文にすることができます。次も同様の例です。

 Go straight on, and you will see the station.
 (まっすぐ行きなさい、そうすれば駅が見えてきますよ。)



 命令文は、命令や要求を表す文のことで、文の作り方は動詞の原形を文頭に置きます。そして命令をする相手(you)は省略されるのが普通です。
 Calm down.
 (落ち着きなさい。)
 Call me a taxi.
 (タクシーを呼んで。)
 Be quiet.
 (静かにしてください。)

 否定の命令は「Don't」を使います。意味は「禁止」を表します。
 Don't waste time.
 (時間を無駄にするな。)
 Don't be in a hurry.
 (急いではいけない。)
 (上のようにbe動詞の原形にも「Don't」を使います。)


2.「命令文+or」について
 「命令文+and」は「~をしなさい、そうすれば」という意味でしたが、「and」の代わりに「or」を続けると、「命令文+or」の型となり、「~をしなさい、さもないと」という意味になります。
 これは忠告や助言として使われます。

 Hurry up, or you will be late.
 (急ぎなさい、さもないと遅れますよ。)
 Complete your thesis, or you will not graduate.
 (卒論を完成させなさい、さもないと卒業できませんよ。)



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