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(参考)


倒置について(その2)

 倒置については「倒置について(その1)」(Day27の参考ページ)でふれていますが、強調をするために副詞を文頭に置く場合には倒置をすることがあります。
 このときの倒置については、必ずしなければならないということではありませんでした。
 しかしながら、否定的な意味の副詞を文頭に置く場合は、必ず倒置をしなければなりません。
 倒置とは、「主語+動詞」の語順が、「動詞+主語」の語順に変わることを言います。
 また、否定的な意味の副詞には次のような例があります。
 rarely(めったにしない)
 hardly(ほとんどない)
 scarcely(ほとんどない)
 never(決してない)

 たとえば次の例を見てください。
 She hardly knew the news.
 (彼女はそのニュースをほとんど知らなかった。)

 ここで使われている副詞はhardlyですが、否定的な意味を持っている副詞です。強調をするために、この副詞を文頭に置いた場合は次のようになります。
 Hardly did she know the news.

 このとき「主語+動詞」の語順が、「hardly」のために「動詞+主語」の語順に変わります。たとえ主語が代名詞であっても倒置をします。

 また上の場合は動詞の「knew」が使われていたので「did」を置いています。
 それは使われている動詞が「助動詞」や「be動詞」でなければ、代わりに「do」などを置くからです。


 助動詞やbe動詞が使われていれば、それらと主語の位置を逆にしていきます。

倒置(否定的な副詞の場合)の用法について 倒置(否定的な副詞の場合)の用法について

 Rarely does he go for a drink.
 (彼はめったに飲みに行きません。)
 Never will he know.
 (彼は知らないです。)
 Nowhere is this tendency.
 (この傾向はどこにもありません。)

 1例目は「do」などを置く例です。
 2例目は助動詞と主語の語順が倒置された例で、3例目はbe動詞と主語が倒置された例です。


 否定的な意味を持たない副詞を、文頭に置く場合も倒置をすることが多いです。
 しかし常に倒置をするわけではなく、義務的に倒置をしなければならないということではありません。
 否定的な意味の副詞を文頭に置いた場合に、倒置が義務的になります。



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