もう少しだけ踏み込んだ英語学習
英文法の発展的学習
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接続詞の応用(hardly when)
1「hardly(scarcely) ~ when(before)」(するとすぐに)
否定語の「hardly」と「scarcely」に、「when」または「before」を続けて接続詞的に使う場合があります。
このとき「hardly(scarcely)」には「過去完了形」、「when(before)」には「過去形」を用います。
そうすると、型は<主語+had hardly(scarcely)+過去分詞、when(before)+主語+過去形動詞>になります。そして「hardly(scarcely)」のところで、「~をするとすぐに」という意味をあらわします。
「when (before)」の後に「主語+過去形」のように「文」が続くのは、「when (before)」が接続詞だからですが、それに対して「hardly (scarcely)」は副詞になります。
The door had hardly shut when she called me back.
(ドアが閉まったとたんに、彼女は私を呼びだした。)
I had scarcely gone to bed before someone knocked at the door.
(私が寝ようとしたとたんに、誰かがドアをノックした。)
このとき「hardly(scarcely)」には「過去完了形」、「when(before)」には「過去形」を用います。
そうすると、型は<主語+had hardly(scarcely)+過去分詞、when(before)+主語+過去形動詞>になります。そして「hardly(scarcely)」のところで、「~をするとすぐに」という意味をあらわします。
「when (before)」の後に「主語+過去形」のように「文」が続くのは、「when (before)」が接続詞だからですが、それに対して「hardly (scarcely)」は副詞になります。
The door had hardly shut when she called me back.
(ドアが閉まったとたんに、彼女は私を呼びだした。)
I had scarcely gone to bed before someone knocked at the door.
(私が寝ようとしたとたんに、誰かがドアをノックした。)
「hardly(scarcely)」は否定語なので文頭におく場合は倒置をします。
Hardly had the door shut when she called me back.
(倒置については英文法の発展的学習英文法の発展的学習 8を参照してください。)


2「no sooner ~ than」(するとすぐに)
「no sooner ~ than」は「hardly(scarcely) ~ when(before)」と同じ意味で使えます。
文の作りも同じで「no sooner」には「過去完了形」、「than」には「過去形」を用います。「no sooner」は副詞として、そして「than」は接続詞として使うので、「than」の後には文が続きます。
I had no sooner arrived than I fell sick.
(私は到着したとたんに、病気になった。)
文の作りも同じで「no sooner」には「過去完了形」、「than」には「過去形」を用います。「no sooner」は副詞として、そして「than」は接続詞として使うので、「than」の後には文が続きます。
I had no sooner arrived than I fell sick.
(私は到着したとたんに、病気になった。)
「no sooner」も文頭におく場合は倒置をします。
No sooner had I arrived than I fell sick.
英文法の発展的学習 練習問題