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もう少しだけ踏み込んだ英語学習
英文法の発展的学習

4

形容詞の応用

1叙述用法にしか使われない形容詞

 形容詞には限定用法と叙述用法があります。限定用法とは、名詞を修飾することをいいます。また叙述用法とは、動詞の補語になることをいいます。そしてどちらにも使えるものがあれば、どちらかにしか使えないものがあります。ここでは叙述用法にしか使うことができない形容詞についてふれていきます。

 たとえばI was awake.「私は目が覚めていた。」の「awake」は、叙述用法にしか使うことができない形容詞です。このような形容詞の特徴には接頭辞として「a」がついていることがいえます。(「a」+「wake」 = 「awake」)

 「接頭辞」とは、語の前につけて、意味を付け加えるものをいいます。



 次は接頭辞「a」がついている形容詞の例です。

 alone(1人で)
 alive(生きている)
 afraid(恐れて)
 asleep(眠って)
 ashamed(恥ずかしい)
 aware(気づいて)

 She was aware of the danger.
 (彼女は危険なことに気づいていました。)
 She found herself alone.
 (彼女は孤独だった。)

 叙述用法にしか使えない形容詞は、当然名詞を修飾することができませんので、「彼は1人の夕食が好きです。」という意味で次のような文にすることはできません。
 × He likes alone dinner.
 (aloneで名詞「dinner」を修飾できません。)

 これに対して、限定用法だけの形容詞としては「唯一の」という意味で「only」や、「全体の」という意味で「entire」があります。



参照
形容詞の限定用法と叙述用法について





英文法の発展的学習 練習問題
 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。

基礎からの英語学習の発展的学習の記述式練習問題1
叙述用法の形容詞について
問題数:5問





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