英文法の解説
英文法を品詞ごとなど
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such(慣用表現・定型表現)について(No.2)
suchは形容詞としてまたは代名詞として用いることができます。
これらの用法については、以下で解説をしています。
形容詞としてのsuchの用法についてはsuch(形容詞)についての中で解説。
代名詞としてのsuchの用法についてはsuch(代名詞に)ついての中で解説。
ところでsuchには慣用表現や定型表現もあります。会話等で用いられる表現と少々硬い表現とがあります。そのことについてはsuch(慣用表現・定型表現)について(No.1)の中で5個の表現について解説をしていますが、ここではあらたに5個の表現について追加して解説をしています。
ここで説明をするsuchの表現は次の5つです。
1. such as to
(~をするほど)
2. such and such
(これこれの)
3. such as it is
(たいしたことではない/十分ではない)
4. and such
(~など/~とか)
5. such a mess
(ひどく散らかっている/ひどく混乱している)
1.such as to
such as toの、toの後ろには動詞の原形が用いられます。これで「~をするほど」という意味になります。この意味の「~をする」はto+動詞の原形があらわします。
次はその例です。
a. She was such a kind person as to help her neighbors.
(彼女は近所の人を助けるほど親切な人でした。)
b. His injury was not such as to prevent him from playing in the game.
(彼の怪我はその試合に出場をさまたげるほどのものではありませんでした。)
aのsuch a kind personはa kind person「親切な人」をsuchが程度の強調をしています。そしてas to help her neighborsのas toに続くhelpは動詞の原形ですが、「近所の人を助ける」という意味になります。
そこでshe was such a kind personは「彼女はとても親切な人」であり、それはas to help her neighbors 「近所の人を助ける」くらいの親切な人である、という意味の文になります。
bも同様です。ここではsuchの後ろに名詞を置かないでいます。このsuchが程度として強調しているのは、文の主格にあるhis injury「彼の怪我」のことです。
such as to prevent him from playing in the gameは「その試合に出場をさまたげる」くらいの怪我の意味となりますが、ここではnotでsuch以下を否定していますので、彼の怪我については、それくらいのことではないという意味になります。
2.such and such
such and suchはandで2つのsuchを結んだ形ですが、これで「これこれの」や「しかじかの」という意味をあらわします。
例を示す場合に具体的に示さずに、ぼかして伝えることになります。
また例について具体的に言いたくないときにも使うことができます。
次はそのsuch and suchの例になります。
c. She said she needed such and such documents for the procedure.
(彼女はその手続きにこれこれの書類が必要だと話した。)
d. I need to buy such and such things for the climb.
(私はその登山のためにこれこれの物を買う必要があります。)
cはshe said she neededで「彼女は必要だと言った」という意味ですが、その必要なものはsuch and such documentsで「これこれの書類」ということになります。特に具体的に示さずにいくつかの書類が必要だという意味です。
そしてそれはfor the procedure「その手続きのため」に必要という意味になります。
dもI needed to buyは「私は買う必要がある」という意味ですが、その買うものはsuch and such thingsで「これこれの物」となります。これも具体的に示さずに複数のthings「物」について、ぼかして話しています。
3.such as it is
such as it isもこれだけでは意味がわかりづらい表現ですが、これで「たいしたことではない」や「十分ではない」という意味をあらわします。
e. This is my advice, such as it is.
(これが私のアドバイスです、たいしたものではありませんけれどね。)
f. We'll have to make do with this plan, such as it is.
(十分とは言えないけれど、私たちはこの計画でなんとかしなければならない。)
eでは、this is my adviceで「これは私のアドバイスです」という意味になります。しかしながら、その後ろにはsuch as it isを置いて「それはたいしたものではない」と意味を加えています。謙遜をした意味を加えていることになりますが、日本語における「つまらないものですが」という表現に近いとも言えます。
fのwe'll have to make do with this planですが、このmake do with...は、「今あるものでなんとかする」や「手に入るもので間に合わせる」という意味です。
make do with this planは、「この計画でなんとかする」という意味になります。
we'll have toはhave toがあるとおり「私たちはしなければならない」という意味になります。
そしてsuch as it isを置いて、「十分とは言えないけれど」を意味として加えています。
4.and such
and suchはこれだけで「~など」や「~とか」といったように、「その他いろいろ」という意味をあらわします。
次はその例になります。
g. We talked about movies, music, and such.
(私たちは映画や音楽などの話しをしました。)
h. You'll need to bring a jacket, gloves, a flashlight, and such for the climb.
(あなたは登山のためにジャケットや手袋、懐中電灯などを持つ必要があります。)
gではwe talked「私たちは話しをしました」について、moviesとmusicを例示したあとに、その他いろいろという意味でand suchを置いています。
hもfor the climb「登山のため」に、you'll need to bring「あなたが持っていくのに必要なもの」として、a jacketとgloves、a flashlightのほかに、その他いろいろという意味でand suchを加えています。
5.such a mess
messには「散らかっている」という意味がありますが、suchにより程度を強調したsuch a messで「ひどく散らかっている」や「ひどく混乱している」という意味をあらわします。
実際に散らかっている状況をあらわす場合もあれは、心境的に混乱している場合もあらわします。
たとえば次の例になります。
i. My room is such a mess right now.
(今、私の部屋はひどく散らかっています。)
iではmy roomについてsuch a mess「ひどく散らかっている」とシンプルにあらわした例です。
次もsuch a messの例ですが、人に対してそれを使った場合です。
j. She is such a mess right now.
(今、彼女は精神的にボロボロです。)
上のjでは文の主格にsheを置いて、このsheに対してsuch a messを用いています。そうするとこの例の意味は、彼女について「精神的にボロボロです」となります。
such a messを人に使う場合は、このようにその人の心の状態についてひどく悪いことをあらわします。
次もsuch a messの例です。
k. The event turned into such a mess because of the rain.
(そのイベントは雨のためにひどく混乱しました。)
上のkではbecause of the rain「雨のために」があります。そのためにthe event「そのイベント」が、turned into such a mess「ひどく混乱した状態になった」という意味をあらわしています。
これらの用法については、以下で解説をしています。
形容詞としてのsuchの用法についてはsuch(形容詞)についての中で解説。
代名詞としてのsuchの用法についてはsuch(代名詞に)ついての中で解説。
ところでsuchには慣用表現や定型表現もあります。会話等で用いられる表現と少々硬い表現とがあります。そのことについてはsuch(慣用表現・定型表現)について(No.1)の中で5個の表現について解説をしていますが、ここではあらたに5個の表現について追加して解説をしています。
ここで説明をするsuchの表現は次の5つです。
1. such as to
(~をするほど)
2. such and such
(これこれの)
3. such as it is
(たいしたことではない/十分ではない)
4. and such
(~など/~とか)
5. such a mess
(ひどく散らかっている/ひどく混乱している)
1.such as to
such as toの、toの後ろには動詞の原形が用いられます。これで「~をするほど」という意味になります。この意味の「~をする」はto+動詞の原形があらわします。
次はその例です。
a. She was such a kind person as to help her neighbors.
(彼女は近所の人を助けるほど親切な人でした。)
b. His injury was not such as to prevent him from playing in the game.
(彼の怪我はその試合に出場をさまたげるほどのものではありませんでした。)
aのsuch a kind personはa kind person「親切な人」をsuchが程度の強調をしています。そしてas to help her neighborsのas toに続くhelpは動詞の原形ですが、「近所の人を助ける」という意味になります。
そこでshe was such a kind personは「彼女はとても親切な人」であり、それはas to help her neighbors 「近所の人を助ける」くらいの親切な人である、という意味の文になります。
bも同様です。ここではsuchの後ろに名詞を置かないでいます。このsuchが程度として強調しているのは、文の主格にあるhis injury「彼の怪我」のことです。
such as to prevent him from playing in the gameは「その試合に出場をさまたげる」くらいの怪我の意味となりますが、ここではnotでsuch以下を否定していますので、彼の怪我については、それくらいのことではないという意味になります。
2.such and such
such and suchはandで2つのsuchを結んだ形ですが、これで「これこれの」や「しかじかの」という意味をあらわします。
例を示す場合に具体的に示さずに、ぼかして伝えることになります。
また例について具体的に言いたくないときにも使うことができます。
次はそのsuch and suchの例になります。
c. She said she needed such and such documents for the procedure.
(彼女はその手続きにこれこれの書類が必要だと話した。)
d. I need to buy such and such things for the climb.
(私はその登山のためにこれこれの物を買う必要があります。)
cはshe said she neededで「彼女は必要だと言った」という意味ですが、その必要なものはsuch and such documentsで「これこれの書類」ということになります。特に具体的に示さずにいくつかの書類が必要だという意味です。
そしてそれはfor the procedure「その手続きのため」に必要という意味になります。
dもI needed to buyは「私は買う必要がある」という意味ですが、その買うものはsuch and such thingsで「これこれの物」となります。これも具体的に示さずに複数のthings「物」について、ぼかして話しています。
3.such as it is
such as it isもこれだけでは意味がわかりづらい表現ですが、これで「たいしたことではない」や「十分ではない」という意味をあらわします。
e. This is my advice, such as it is.
(これが私のアドバイスです、たいしたものではありませんけれどね。)
f. We'll have to make do with this plan, such as it is.
(十分とは言えないけれど、私たちはこの計画でなんとかしなければならない。)
eでは、this is my adviceで「これは私のアドバイスです」という意味になります。しかしながら、その後ろにはsuch as it isを置いて「それはたいしたものではない」と意味を加えています。謙遜をした意味を加えていることになりますが、日本語における「つまらないものですが」という表現に近いとも言えます。
fのwe'll have to make do with this planですが、このmake do with...は、「今あるものでなんとかする」や「手に入るもので間に合わせる」という意味です。
make do with this planは、「この計画でなんとかする」という意味になります。
we'll have toはhave toがあるとおり「私たちはしなければならない」という意味になります。
そしてsuch as it isを置いて、「十分とは言えないけれど」を意味として加えています。
4.and such
and suchはこれだけで「~など」や「~とか」といったように、「その他いろいろ」という意味をあらわします。
次はその例になります。
g. We talked about movies, music, and such.
(私たちは映画や音楽などの話しをしました。)
h. You'll need to bring a jacket, gloves, a flashlight, and such for the climb.
(あなたは登山のためにジャケットや手袋、懐中電灯などを持つ必要があります。)
gではwe talked「私たちは話しをしました」について、moviesとmusicを例示したあとに、その他いろいろという意味でand suchを置いています。
hもfor the climb「登山のため」に、you'll need to bring「あなたが持っていくのに必要なもの」として、a jacketとgloves、a flashlightのほかに、その他いろいろという意味でand suchを加えています。
5.such a mess
messには「散らかっている」という意味がありますが、suchにより程度を強調したsuch a messで「ひどく散らかっている」や「ひどく混乱している」という意味をあらわします。
実際に散らかっている状況をあらわす場合もあれは、心境的に混乱している場合もあらわします。
たとえば次の例になります。
i. My room is such a mess right now.
(今、私の部屋はひどく散らかっています。)
iではmy roomについてsuch a mess「ひどく散らかっている」とシンプルにあらわした例です。
次もsuch a messの例ですが、人に対してそれを使った場合です。
j. She is such a mess right now.
(今、彼女は精神的にボロボロです。)
上のjでは文の主格にsheを置いて、このsheに対してsuch a messを用いています。そうするとこの例の意味は、彼女について「精神的にボロボロです」となります。
such a messを人に使う場合は、このようにその人の心の状態についてひどく悪いことをあらわします。
次もsuch a messの例です。
k. The event turned into such a mess because of the rain.
(そのイベントは雨のためにひどく混乱しました。)
上のkではbecause of the rain「雨のために」があります。そのためにthe event「そのイベント」が、turned into such a mess「ひどく混乱した状態になった」という意味をあらわしています。