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前置詞(その2:場所の前置詞 法善冓庫。横
前置詞(その2:場所の前置詞 


前置詞2回目は場所の前置詞についてです。これについては次回とあわせてふれていきます。




   「in」や「at」は前回の時の前置詞として使いますが、今回のように場所の前置詞としても使います。「in」には「〜の中に」という意味があり、「at」には「〜で」というように「ある地点」の意味があります。
 そこで「彼は庭にいます。」は彼が庭の中にいると考えられるのでHe is in the garden. になり、「彼女はバス停にいます。」は彼女がバス停というある地点にいると考えられるのでShe is at the bus stop. になります。

 in a box(箱の中に) in a room(部屋の中に) in the sea(海の中に)

 We played in the park.(私達は公園で遊びました。)

 at the door(ドアのところに)
 at the traffic light(信号機で)
 at the end of the hall(廊下の突き当たりで)

 She was at the city hall.(彼女は市役所にいました。)


 上の「at」は市役所の中、外の通り、玄関先などを指しますが、「in」を使うと常に市役所の中を指すことになります。

 その他に「in」には国や都市など「広い場所」、「at」には駅や空港など「比較的狭い場所」の意味があります。けれどもその広さは実際のものではなく「話し手の感じ方」によります。たとえば空港は広い場所かもしれませんが普通は「at」を使います。
 I arrived at the airport.(私は空港に着きました。)
 I arrived in England.(私はイングランドに着きました。)


 「into」は「in」と似ていて「〜の中に」という意味があります。けれども「in」には上のように「位置」の意味があるのに対して「into」には「〜の中へ」というように「運動や移動」の意味があります。「out of」は「〜から外に」という意味で使うことができます。次はそれぞれの意味の違いをあらわした例です。
 She was in the room.(彼女は部屋の中にいました。)
 She went into the room.(彼女は部屋の中へ入った。)
 She came out of the room.(彼女は部屋から出てきました。)







   「on」は「〜の上に」という意味がありますが、基本は「〜に接して」という意味です。したがって、何かの上ではなくただ壁や天井に接している場合でも「on」を使います。

 A book is on the table.(本がテーブルの上にあります。)
 A clock is on the wall.(時計が壁に掛かっています。)
 A light is on the ceiling.(明かりは天井についています。)


 乗り物に乗るときの表現にも使います。その場合は「in」も使われるので、2つには区別が必要になります。
 「on」はバスや飛行機のような公共で大きな乗り物に使い、車やタクシーのような小さな乗り物には「in」を使います。
 I got on a bus(plane).(私はバス「飛行機」に乗りました。)
 I got in a car.(私は車に乗りました。)

 降りる場合は「get on」に対して「get off」、「get in」に対しては「get out of」を使います。
 I got off a bus.(私はバスを降りました。)
 I got out of a car.(私は車を降りました。)







   「over」には「〜の上に(真上に)」という意味があります。「on」と意味が似ていますが、「over」には「〜の上に」でも「それを覆うように〜の上に」という意味も含まれます。

 There is the bridge over the river.(川に橋がかかっています。)
 The plane flew over the mountains.(飛行機は山の上を飛びました。)
 She laid the cloth over the table.
 (彼女はテーブルの上に「覆うように」布をかけました。)
 She put her hands over her face.(彼女は手で顔を覆った。)


 「over」と「on」の意味は似ていますが、「on」の「ある面に接して」に対して「over」には「ある面に接しないで」という意味が含まれています。
 けれども「over」の「〜を覆うように」という意味から、「over」にも「on」の「ある面に接して」という意味があらわれてくる場合もあります。しかし、「〜を覆うように」という意味は「over」だけにしかありません。

 「under」には「〜の下に(真下に)」や「ふもとに」という意味がありますので、たとえば「テーブルの下に何かがある」という場合に使うことができます。
 A dog was sleeping under the table.(犬がテーブルの下で寝ていました。)
 We were drinking under the cherry blossoms.
 (私達は桜の下で飲んでいました。)
 [cherry blossoms = 桜の花(a cherry tree = 桜の木)]


 「〜の下に」という意味から次のようにも使われます。
 He wore a shirt under his jacket.(彼はジャケットの下にシャツを着た。)
 [wore(過)− wear(現)− worn(過分) = 着る]







   「above」には離れて「より上に」や「真上に」、「below」には「より下に」や「真下に」という意味があります。

 The plane flew above the clouds.(飛行機は雲よりもずっと上を飛んだ。)
 The picture is above the fireplace.
 (その写真は暖炉の上にかかっています。)


 「above」には「over」の「真上に」という意味に対して「真上も含めてもっと広く上の方」という意味があります。
 ただし「over」の「覆う」の意味はありません。

 The sun sank below the horizon.(太陽は地平線の下に沈んだ。)
 [sank(過)− sink(現)− sunk(過分) = 沈む;下がる]
 The fireplace is below the picture.(写真の下に暖炉があります。)


 「below」には「under」の「真下に」という意味に対して「真下も含めてもっと広く下の方」という意味があります。




 他に「beneath」にも「below」や「under」と同じ意味がありますが、文語的になります。







   「near」は場所的に「〜の近く」という意味です。ここでは前置詞としてふれますが、形容詞や副詞としても使うことができます。そして形容詞や副詞として使う場合は「near」の後に「to」を続けて使うことが多いです。

 Is your university near here?(あなたの大学はここから近いですか。)
 A new restaurant will open near my house.
 (私の家の近くに新しいレストランがオープンします。)


 「near」は形容詞や副詞としても使われますが、「人の名前」や「地名」にはこの前置詞としての「near」を使うのが普通です。
 そこで上の2例は人の名前や地名ではありませんので、「near」の後に「to」を続けて使うことも多いことになります。けれども「here」には「to」をおかずに「near here」で使います。







   「by」と「beside」はどちらも「〜の近くに」ですが、「near」よりもより接近した意味があります。さらに、「beside」のほうが「by」よりもより近い意味があります。そこで、「beside」には「並んでいる」という意味もあります。

 My house is by the river.(私の家は川辺にあります。)


 「by a hair breadth」は「間一髪のところ」という意味です。

 He stood beside me.(彼は私の側に立ちました。)
 He walked beside her.(彼は彼女と並んで歩いた。)


 「beside」の語尾に「s」のついた「besides」は「〜に加えて」というように全く違う意味になります。(これは「in addition to」と同じ意味です。)
 This is a good book, besides it is inexpensive.
 (これはいい本で、おまけに安いです。)

 距離的に「by」と「beside」は「near」より近いのでI live by the sea. なら、私は「海の見えるところ」に住んでいる、という意味がありますが、I live near the sea. は同じ海の近くに住んでいてもその海が見えるかもしれませんが、海が見えずにその海から距離が何キロか離れているかもしれません。
 「beside」は3つの中で一番「近い」意味がありますが、特に「並んでいる」という意味から「左右に近い」という意味があります。


 そこで、ある程度の距離があれば「near」を使います。
 また「by」の後には地名を続けません。
 ○I live near Hakodate.
 ×I live by Hakodate.






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







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