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形容詞(その3:all、most、no、enough、その他)〜英文法13
形容詞(その3:all、most、no、enough、その他)


形容詞の3回目は「all」、「most」、「no」、「every」、「each」、「enough」の他、形容詞として使われる現在分詞と過去分詞についてもふれていきます。




   「all」は「全ての」、「most」は「たいていの」という意味です。そして「no」は「少しもない」というように否定的な意味です。

 All people are not happy.(全ての人々が幸福ではありません。)
 The teacher wrote all papers.(その先生が全ての論文を書きました。)


 「all」と同じ意味で「every」がありますが、それに続く名詞は単数形になります。そして意味は複数でも単数として扱います。
 The teacher wrote every paper.
 「all」と「every」の意味は同じですが見方に違いがあります。「all papers」は「すべての論文」とひとまとまりで、「every paper」は「論文という論文」と1つ1つの論文を考えます。「every」の意味については後ほど詳しくふれていきます。

 Everything will be all right.(万事うまくいくでしょう。)


 上の「all right」は「申し分ない」という意味です。
 また、That's all. は「以上です」や「それだけです」という意味で、相手に話すことを終えるときに使うことができます。

 Most people think so.(たいていの人々はそう考えます。)

 上の「most」は漠然とした意味での「たいてい」や「多くの」という意味です。
 この「most」を形容詞ではなくて代名詞としても使うことができます。
 Most of the girls like movies.(ほとんどの女の子は映画が好きです。)

 この「most」は「〜のほとんど」や「〜の大部分」というようにある程度特定した意味になります。そして、後ろに「of」を続けます。「of」の後の名詞には「the」をつけますが、「of」の後に代名詞が続いている場合は「the」をつけません。次はその例になります。
 Most of them like movies.(彼らのほとんどは映画が好きです。)


 動詞の形は「of」の後の(代)名詞に一致させます。たとえば上の例文で「girls」は複数なので動詞は「like」となっています。

 He has no sisters.(彼には姉妹が1人もいません。)
 She gave no answer.(彼女は何の返答もしなかった。)


 上のように「no」は「少しもない」と全てを否定します。これを「全体否定」といいます。

 It's no joke.(決して冗談ではありません。)
 I'm no fool.(決してバカではありません。)


 上のように「no」は「決して〜でない」というように強い否定の意味もあらわします。たとえば、It's not joke. は「それは冗談ではありません。」というように単なる事実をあらわしますが、It's no joke. はその人の真剣さもあらわします。







   「every」は「あらゆる」や「全ての」、「each」は「各々」や「めいめい」という意味です。どちらも単数名詞の前において、意味的に複数ですが単数として扱います。
 上でふれた「all」は「ひとまとまりの全て」を意味しますが、「every」も同じ全てを意味します。けれども、その中の1つ1つを考えます。
 「each」は「every」と似ていますが、より個々に考えます。

 He presented a diploma to every student.
 (学生全員に卒業証書を渡した。)
 He presented a diploma to each student.
 (学生めいめいに卒業証書を渡した。)

 ,倭瓦討粒慇犬紡感半攴颪鯏呂靴燭箸いΠ嫐で「all」に近いです。(=He presented diplomas to all the students.)それに対して△眩瓦討粒慇犬謀呂靴燭箸いΠ嫐では同じですが、個々の学生の顔を見ながら渡したという意味が含まれます。


 Not every man can be rich.(誰もが金持ちになれるわけではありません。)
 She numbered each paper.(彼女は1枚1枚にページ番号をつけました。)


 「all」も「every」、「each」も意味は全体を指します。ただし「every」と「each」は個々のものを考えに含みます。
 また「every」には「あらゆる」という意味があるので比較的多いものに使い、少ないものには「each」を使います。
そこで、あるものが2つしかない場合は「each」を使います。2つのものに多数の意味が強い「every」は使えません。

 「every day」は「毎日」、「every week」は「毎週」という意味ですが、「every」に数詞を続けて「〜ごとに」という意味で使うことができます。(このときの名詞は複数形になります。)
 every four days(4日ごとに) every five hours(5時間ごとに)


 Every dog has his day.は「誰にも得意の時代がある。」ということわざです。
 (「everybody」などの複合語はDay23の「8」、「each other」はDay23の「9」を参照してください。)







   「enough」は「十分な」や「必要なだけの」という意味で、形容詞の他にもこれからふれていく副詞、代名詞としても使われます。ここではその3つについて一緒にふれていきます。

1<名詞の前の「enough」(形容詞)>
 名詞を修飾する場合は名詞の前におきます。加算と不可算の両方の名詞に使えますが、可算名詞の場合は必ず複数形になります。
 She doesn't have enough money.(彼女は十分なお金を持っていなかった。)
 I don't have enough eggs.(十分な卵がありません。)

2<形容詞の後ろの「enough」(副詞)>
 形容詞を修飾する場合はその形容詞の後ろに続けます。
 He wanted to drive a car. But he was not old enough.
 (彼は車を運転したかった。けれどもまだ運転できる年齢ではなかった。)
 Does she become good enough at English?
 (彼女は英語が十分上達しましたか。)

3<単独の「enough」(代名詞)>
 「enough」が(代)名詞として使われる場合です。
 Would you like tea? No, thank you. I have had enough.
 (紅茶はいかがですか。いいえ、ありがとう。私はもう十分です。)







   「enough」に「to不定詞」を加えると「〜をするのに十分な」というように、「to不定詞」以下でその原因などをあらわすことができます。次は上と同じで3つの番号別に区別した例になります。

 <1>I don't have enough money to buy a car.
  (私は車を買うための十分なお金を持っていません。)
 <1>They don't have enough sense to realize their mistakes.
  (彼らには誤りを悟るだけの十分な理解力がない。)

 <2>He is rich enough to buy it.(彼はそれを買えるほどの金持ちだ。)
 <2>She is wise enough not to do such a thing.
  (彼女にはそのようなことをしないだけの十分な分別があります。)


 上の「such」は「そのような」という意味です。「some」、「any」、「all」や数詞を一緒に使うときはそれらを「such」の前におきますが、普通の形容詞と違って「a(an)」の冠詞だけは後に続けます。「the」については使うことができません。
 such a beautiful flower(そのような美しい花)
 one such guest(そのような1人のゲスト)
 such houses(そのような家々)

 <3>I made sandwiches. There is enough for us.
  (サンドイッチを作りました。私達が食べるのに十分ありますよ。)


 She was kind enough to show me the way to the station.は「enough」の意味から「〜に十分な」とは訳しづらい文ですが、そのようには訳しません。
 これは「主語+be動詞+kind enough+to不定詞」の文で「kind enough」は「親切にも」という意味になります。そして「彼女は親切にも駅までの道を私に教えてくれました。」という意味になります。

 「to不定詞」のかわりに「for+名詞」を使うこともできます。そうすると、「〜のために必要な」という意味になります。
 Do you have enough time for breakfast?
 (朝食のための十分な時間がありますか。)
 A used PC is good enough for me.(中古パソコンで私には十分です。)
 Is it large enough for you?(その大きさであなたには十分ですか。)







   現在分詞と過去分詞が形容詞として使われることについてふれていきます。それぞれが1語ならば名詞の前におきますが、他の語が加わると名詞の後において修飾をします。ここでは名詞の後におかれる場合についてふれていきます。

・<現在分詞が形容詞として使われる場合(名詞の後ろで)>
 現在分詞は現在進行形で使われる語でもあるとおり「〜をしている」というように能動的な意味になります。これは形容詞として使われる場合でも同じです。
 The man standing over there is the teacher.
 (あそこに立っている男性は先生です。)
 The girl playing the piano is his sister.
 (ピアノを弾いているその女の子は彼の妹です。)


 この文の「The girl playing the piano」までが主語です。「playing」以下の語は形容詞句として「The girl」を修飾します。
 「句」とはいくつかの語で1つの語のような意味を持つものをいいますが、「節」のような主語+動詞の文にはならないものです。




 現在分詞が1語だけのときは、普通の形容詞として名詞の前におきます。

・<過去分詞が形容詞として使われる場合(名詞の後ろで)>
 過去分詞には「〜をされる」というように受け身的な意味があります。
 The language spoken in France is French.
 (フランスで話されている言語はフランス語です。)
 [language = 言語、国語]
 Most of the cars made in Japan are excellent.
 (日本で作られたほとんどの車は優秀です。)


 この文の「Most of the cars made in Japan」までが主語です。「made」以下の語は形容詞句として「Most of the cars」を修飾します。




 過去分詞も1語だけのときは、普通の形容詞として名詞の前におきます。






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







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