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 such...that...とsuch that...について

 suchについては形容詞用法としてsuch(形容詞)についての中で解説をしていますが、形容詞のsuchは「such+不定冠詞(a/an)+(形容詞)+名詞」の語順で「そのような人」や「そのようなもの」という意味で用いることができます。
 この場合のsuchの後ろにつづく名詞は可算名詞と不加算名詞のどちらも用いることができます。
 名詞が可算名詞の場合、単数名詞であれば不定冠詞であるaまたはanが置かれますが、suchはさらにその前に置きます。
 名詞が複数名詞の場合は「such+(形容詞)+複数名詞」の語順になります。
 以上はsuch(形容詞)についての中で説明をしていることですが、このほかにsuchにはthatと共に用いる用法があります。

1.such...that...の構文について
 語順はsuchの形容詞用法と同様ですが、それにthatと一緒に用いることで、結果をあらわす文にすることができます。結果の意味はthat以下の文(that節)であらわされます。
 次はその例になります。

 a. There was such heavy traffic this morning that I missed my flight.
  (今朝は渋滞がひどすぎたために、私は飛行機に乗り遅れました。)
 b. It was such a hot day that we stayed home.
  (とても暑い日だったので、私たちは家にいました。)
 c. She showed me such kindness that I almost fell in love.
  (彼女がとても親切にしてくれましたので、私は恋をしそうになりました。)
 d. She felt such fear that she couldn't move.
  (彼女はひどく恐怖を感じたので、動けなくなりました。)
 e. It was such a long day that I fell asleep on the train.
  (とても長い一日でしたので、私は電車の中で寝てしまいました。)
 f. She gave me such a warm smile that my heart felt calm.
  (彼女はとても温かい笑顔を向けてくれたので、私の心は落ち着きました。)

 aでtrafficは「渋滞」という不可算名詞ですが、such heavy trafficのsuchはその前に程度をあらわす意味として置かれます。
 そうするとこのsuch heavy trafficは「ひどい渋滞」の程度の意味を持ち、そこから結果として生じたことをthat節で説明しています。そこではI missed my flightで「私は飛行機に乗り遅れました」となります。
 bも同様でsuch a hot dayのsuchは「とても暑い日」と程度をあらわし、そのために結果として生じたことをthat節であらわします。そこではwe stayed homeで、「私たちは家にいました」と説明をしています。
 cでもkindnessは不可算名詞で「親切」という意味ですが、その名詞の前に置いているsuchは「とても親切に」という程度をあらわします。She showed me such kindnessは、「彼女は私にとても親切にした」という意味になりますが、そこからの結果をthat節が説明します。I almost fell in loveは「私は恋をしそうになった」という意味です。
 fell in loveで「恋をした」という意味ですが、almostは「ほとんど」の意味から、almost fell in loveは「恋をしそうになった」という意味になります。
 他のd、e、fも同様の文となっています。

 次の例はthat節を用いていない、単なる形容詞用のsuchの例です。

 g. He was always kind and thoughtful. I fell in love with such a person.
  (彼はいつも親切でおもいやりのある人でした。私はそのような人に恋をしました。)

 gはHe was always kind and thoughtful「彼はいつも親切でおもいやりのある人でした」から、次の文でsuch a person「そのような人」に恋をしたという例です。このように2つめの文で話し手が恋をした理由を、1つめの文で説明しています。
 この文をsuch...thatを用いて次のように書き換えることができます。

 h. He was such a kind and thoughtful person that I fell in love with him.
  (彼はとても親切でおもいやりのある人でしたので、私は彼に恋をしました。)

 hではsuch a kind and thoughtful personで「親切でおもいやりのある人」としていますが、そこからthat節においてはその結果としてI fell in love with him「私は彼に恋をしました」としています。


※suchの形容詞用法の語順は「such+不定冠詞+(形容詞)+名詞」ですが、このように名詞を修飾する場合にsuch...that構文を用いることになります。
 名詞以外の形容詞と副詞を修飾する場合はso...that構文を用いることができます。



2.such that...について
 1で解説をしているのはsuch...that...のように、such A that Bの形です。
 これは「AなのでBです」というように結果をあらわすことができます。
 ところで形的にはAのないsuch thatの用法があります。
 この場合suchが単独で程度の意味をあらわします。
 such that Bの形となりますが、意味としては「程度がこうなのでBです」になります。
 このとき意味上suchは、名詞の代わりをしているようにもみえますが、品詞としては形容詞です。副詞的な形容詞といえます。
 次はsuch thatの例になります。

 i. The noise was such that students couldn't concentrate on their studies.
  (その騒音がひどかったので、学生たちは勉強に集中できませんでした。)
 j. The weather was such that we had to stay indoors.
  (天気が悪かったので、私たちは家にいなければなりませんでした。)

 such thatは「程度が非常に」という意味をあらわします。
 そこでiについてはthe noise was such thatで、「その騒音がひどい」という意味になります。そこからその結果としてstudents couldn't concentrate on their studies「学生たちは勉強に集中できませんでした」となります。
 jも同様でsuchは程度が非常にあることを意味しますので、the weather was such thatが「天気が非常に悪い」という意味になり、その結果としてwe had to stay indoors「私たちは家にいなければなりませんでした。」となります。
 またこのsuchがあらわす程度についてですが、「程度が非常に」という意味で、その程度が良い方向なのか、悪い方向なのかは文脈上による場合があります。
 jの例ではthe weather was such that「天気が悪かった」という意味は、suchの後ろのthat節による意味からそうなります。
 次の例はjに似ている例です。

 k. The weather was such that we went for a walk.
  (天気が良かったので、私たちは散歩に出かけました。)

 上のkでthe weather was such thatはjと同じです。しかしながらthat節ではwe went for a walk「私たちは散歩に出かけました」という意味になっています。
 そこからkのsuchがあらわす程度は、天気が良いことに関しての意味となります。そしてthe weather was such thatについては「天気がよかった」という意味になります。










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