英文法の解説
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everyによる否定と連語について
形容詞としてのeveryの意味と用法については、eachと比較をしながらeveryとeachについての中で解説をしています。ここではeveryの用法として、否定語と用いる場合の用法と、everyに数詞や序数詞が続く「連語」としての用法について解説をしています。
everyは「あらゆる」や「すべての」という意味を持ち、形容詞として単数名詞の前で用います。eachも形容詞として単数名詞の前で用いられますが、eachの意味は「各々」や「めいめい」という個々の意味が強いです。
everyにも「個々」の意味がありますが、それを包括的に考えるのがeveryです。つまり全体をみながらも、個々の視点を持つ意味となります。
everyにつづく単数名詞と、単数名詞に対応する動詞が用いられることについては、everyとeachにつづく単数名詞と動詞についての中で解説をしています。
このeveryですが、否定語と用いる場合については次のようになります。
a. Not every student passed the exam.
(すべての学生がその試験に合格したわけではありません。)
aはeveryが主格に置かれる場合ですが、everyの否定文では、普通not…everyの語順になります。またeveryが持つ「すべての」の意味から、部分否定の意味を持つことが普通です。
aは「すべての学生が合格したわけではない」というように、部分的な否定をあらわしています。
allも「すべての」の意味からeveryと似ていますが、not…allの形で部分否定として用いられることが多いです。
b. Not all students passed the exam.
(すべての学生がその試験に合格したわけではありません。)
上のbではeveryではなくallを用いていますが、これも部分否定をあらわす文です。
もしも全体否定をあらわす文にするならば、次のようになります。
c. No students passed the exam.
(誰もその試験に合格しませんでした。)
cはnoを用いた例ですが、no studentsで全体否定をあらわします。
everyを次のように否定文に用いる場合は、意味があいまいになる場合があります。
d. Every student didn't pass the exam.
e. Every member doesn't agree with this idea.
dでeveryはaと同様に主格で用いられていますが、notはその後ろの語順で用いられています。この場合の意味については「すべての学生がその試験に合格しませんでした。」となる場合と、「すべての学生がその試験に合格したわけではありません。」の2とおりになる場合があります。
eも同様ですが、every…notの語順では「すべてのメンバーがこの考えに賛成しません。」と「すべてのメンバーがこの考えに賛成するわけではありません。」の2とおりの意味になる場合があります。
このように部分否定なのか全体否定なのか、意味上あいまいになる場合があります。
そのため普通は、not…everyの語順になります。
f. Not every member agrees with this idea.
(すべてのメンバーがこの考えに賛成するわけではありません。)
fはnot…everyの語順で、普通は上のように部分否定をあらわします。
ところでeveryには、every time、every day、every weekなどの連語の用法があります。
これらの意味はそれぞれ「毎度」、「毎日」、「毎週」として用いられます。
さらに「~ごとに」という意味で用いられる連語の用法もあります。これはeveryに数詞や序数詞がつづく形です。その例は次のとおりになります。
g. every two days
(2日ごとに)
h. every two weeks
(2週間ごとに)
i. every three days
(3日ごとに)
j. every 10 kilometers
(10キロメートルごとに)
gはeveryに数詞のtwoをつづけています。さらにdaysが続きますが、この場合は単数名詞dayではなく複数名詞daysがつづきます。every+数詞+複数名詞の語順になります。
しかしながらevery two daysは複数名詞ではなく、単数名詞として扱われることに注意してください。daysは複数名詞ですが、「every two days」の3語がひとまとまりの単数名詞の連語として扱われます。
そしてこの意味ですが、「2日ごとに」というように「~ごとに」という意味になります。つまりは一日おきという意味です。
この意味においては、every other dayまたはevery second dayとすることもできます。
otherや序数詞のsecondがeveryに続く場合は、dayは単数名詞のままになります。
hも同様で、weekがtwoのために複数名詞weeksになりますが、「every two weeks」がひとまとまりの単数名詞になります。
この意味は「2週間ごとに」というように、隔週をあらわします。
またこれについても、every other weekまたはevery second weekにすることができます。この場合のweekもまた同様に単数名詞のままです。
次はこれらについて文とした例は次になります。
k. Food waste is collected every three days.
(生ごみは3日ごとに回収されます。)
l. I go running every other day to stay healthy.
(私は健康のために2日ごとにランニングをします。)
kでfood waste is collectedは「生ごみは回収されます」という意味ですが、every three daysは「3日ごとに」を意味として追加しています。
lも同様にI go running to stay healthyは「私は健康のためにランニングをします」という意味ですが、これにevery other dayで「2日ごとに」という意味を加えています。
このようなevery three daysのような連語は、形は複数名詞に見えても単数名詞として扱うと説明しましたが、その説明は次のようにすることができます。
m. Every two weeks brings a change in the schedule.
(2週間ごとにスケジュールに変更が生じます。)
mのevery two weeksは、これまで説明したとおりひとまとまりの単数名詞扱いです。したがってこれにつづく動詞は、単数名詞に対応したbringsです。
ただしこのようなeveryによる連語が、mのように主格として用いられる例は多くはありません。
※ここではeveryの否定の用法について解説をしていますが、特にeveryが主格に置かれる場合の否定について説明をしています。
everyに類似する意味を持つeachも、否定文の中で用いられますが、eachの「個別」の強い意味から、everyのように主格においては用いられることが多くはないです。
n. Not each student passed the exam.
上のnではnot each studentを置いていますが、eachが持つ「個別」の意味から不自然になる場合があります。
eachは主格以外の、目的格などでは普通に用いられます。
o. She didn't meet each member.
(彼女はすべてのメンバーに会ったわけではない。)
oのnot…eachがあらわしているのは、not…everyと同じ、部分否定の意味です。
everyは「あらゆる」や「すべての」という意味を持ち、形容詞として単数名詞の前で用います。eachも形容詞として単数名詞の前で用いられますが、eachの意味は「各々」や「めいめい」という個々の意味が強いです。
everyにも「個々」の意味がありますが、それを包括的に考えるのがeveryです。つまり全体をみながらも、個々の視点を持つ意味となります。
everyにつづく単数名詞と、単数名詞に対応する動詞が用いられることについては、everyとeachにつづく単数名詞と動詞についての中で解説をしています。
このeveryですが、否定語と用いる場合については次のようになります。
a. Not every student passed the exam.
(すべての学生がその試験に合格したわけではありません。)
aはeveryが主格に置かれる場合ですが、everyの否定文では、普通not…everyの語順になります。またeveryが持つ「すべての」の意味から、部分否定の意味を持つことが普通です。
aは「すべての学生が合格したわけではない」というように、部分的な否定をあらわしています。
allも「すべての」の意味からeveryと似ていますが、not…allの形で部分否定として用いられることが多いです。
b. Not all students passed the exam.
(すべての学生がその試験に合格したわけではありません。)
上のbではeveryではなくallを用いていますが、これも部分否定をあらわす文です。
もしも全体否定をあらわす文にするならば、次のようになります。
c. No students passed the exam.
(誰もその試験に合格しませんでした。)
cはnoを用いた例ですが、no studentsで全体否定をあらわします。
everyを次のように否定文に用いる場合は、意味があいまいになる場合があります。
d. Every student didn't pass the exam.
e. Every member doesn't agree with this idea.
dでeveryはaと同様に主格で用いられていますが、notはその後ろの語順で用いられています。この場合の意味については「すべての学生がその試験に合格しませんでした。」となる場合と、「すべての学生がその試験に合格したわけではありません。」の2とおりになる場合があります。
eも同様ですが、every…notの語順では「すべてのメンバーがこの考えに賛成しません。」と「すべてのメンバーがこの考えに賛成するわけではありません。」の2とおりの意味になる場合があります。
このように部分否定なのか全体否定なのか、意味上あいまいになる場合があります。
そのため普通は、not…everyの語順になります。
f. Not every member agrees with this idea.
(すべてのメンバーがこの考えに賛成するわけではありません。)
fはnot…everyの語順で、普通は上のように部分否定をあらわします。
ところでeveryには、every time、every day、every weekなどの連語の用法があります。
これらの意味はそれぞれ「毎度」、「毎日」、「毎週」として用いられます。
さらに「~ごとに」という意味で用いられる連語の用法もあります。これはeveryに数詞や序数詞がつづく形です。その例は次のとおりになります。
g. every two days
(2日ごとに)
h. every two weeks
(2週間ごとに)
i. every three days
(3日ごとに)
j. every 10 kilometers
(10キロメートルごとに)
gはeveryに数詞のtwoをつづけています。さらにdaysが続きますが、この場合は単数名詞dayではなく複数名詞daysがつづきます。every+数詞+複数名詞の語順になります。
しかしながらevery two daysは複数名詞ではなく、単数名詞として扱われることに注意してください。daysは複数名詞ですが、「every two days」の3語がひとまとまりの単数名詞の連語として扱われます。
そしてこの意味ですが、「2日ごとに」というように「~ごとに」という意味になります。つまりは一日おきという意味です。
この意味においては、every other dayまたはevery second dayとすることもできます。
otherや序数詞のsecondがeveryに続く場合は、dayは単数名詞のままになります。
hも同様で、weekがtwoのために複数名詞weeksになりますが、「every two weeks」がひとまとまりの単数名詞になります。
この意味は「2週間ごとに」というように、隔週をあらわします。
またこれについても、every other weekまたはevery second weekにすることができます。この場合のweekもまた同様に単数名詞のままです。
次はこれらについて文とした例は次になります。
k. Food waste is collected every three days.
(生ごみは3日ごとに回収されます。)
l. I go running every other day to stay healthy.
(私は健康のために2日ごとにランニングをします。)
kでfood waste is collectedは「生ごみは回収されます」という意味ですが、every three daysは「3日ごとに」を意味として追加しています。
lも同様にI go running to stay healthyは「私は健康のためにランニングをします」という意味ですが、これにevery other dayで「2日ごとに」という意味を加えています。
このようなevery three daysのような連語は、形は複数名詞に見えても単数名詞として扱うと説明しましたが、その説明は次のようにすることができます。
m. Every two weeks brings a change in the schedule.
(2週間ごとにスケジュールに変更が生じます。)
mのevery two weeksは、これまで説明したとおりひとまとまりの単数名詞扱いです。したがってこれにつづく動詞は、単数名詞に対応したbringsです。
ただしこのようなeveryによる連語が、mのように主格として用いられる例は多くはありません。
※ここではeveryの否定の用法について解説をしていますが、特にeveryが主格に置かれる場合の否定について説明をしています。
everyに類似する意味を持つeachも、否定文の中で用いられますが、eachの「個別」の強い意味から、everyのように主格においては用いられることが多くはないです。
n. Not each student passed the exam.
上のnではnot each studentを置いていますが、eachが持つ「個別」の意味から不自然になる場合があります。
eachは主格以外の、目的格などでは普通に用いられます。
o. She didn't meet each member.
(彼女はすべてのメンバーに会ったわけではない。)
oのnot…eachがあらわしているのは、not…everyと同じ、部分否定の意味です。