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 everyとeachにつづく単数名詞と動詞の関係について

 everyとeachのそれぞれの意味と用法については、everyとeachについての中で解説をしています。
 everyは全体を見ながら、個々も包括的に視点に置きます。その意味は「あらゆる」や「すべての」になります。
 eachはeveryの「個々」を強めた視点を持ちます。その意味は「各々」や「めいめい」です。そしてeveryとeachのどちらも単数名詞の前で用います。
 たとえば次の例になります。

 a. Every member agreed.
  (メンバー全員が賛成しました。)
 b. Each member agreed.
  (どのメンバーも賛成しました。)

 aでevery memberは「メンバー全員」という意味で、全員をひとまとめにみています。
 bではeach memberで「どのメンバーも」という意味になりますが、「メンバーひとりひとり」というように、メンバーを個々に見ています。そしてeveryとeachのどちらにもつづく名詞は単数名詞のmemberになっています。
 これらのaとbに、説明のための例を追加すると次のようになります。

 c. We discussed the proposal thoroughly. Every member agreed.
  (私たちはその提案について徹底的に議論しました。メンバー全員が賛成しました。)
 d. We discussed the proposal thoroughly. Then I asked them one by one. Each member agreed.
  (私たちはその提案について徹底的に議論しました。そして私は彼らひとりひとりに確認をしました。どのメンバーも賛成しました。)

 cはaのeveryの文にWe discussed the proposal thoroughly.を追加した例ですが、これは「私たちはその提案について徹底的に議論しました。」という意味です。そこからEvery member agreed.の「メンバー全員が賛成しました」という文になります。
 dはbのeachの文に同じWe discussed the proposal thoroughly.を追加していますが、さらにThen I asked them one by one.も追加しています。これは「そして私はひとりずつ彼らに確認をした。」という意味です。eachの意味からこの例を自然に追加することができます。

 ところでaとbで用いられている動詞は過去形になっています。用いられている名詞はmemberで単数名詞ですが、動詞の形もわかりやすいように現在形の動詞を用いた例は次になります。

 e. Each answer is correct.
  (どの答えも正しいです。)
 f. Every answer is correct.
  (すべての答えが正しいです。)
 g. all answers are correct.
  (すべての答えが正しいです。)

 eはeachを用いた例ですが、用いられている名詞は単数のanswerです。そしてその単数名詞に対応するように動詞もisが用いられています。each answerは「どの答えも」というように、回答について1つずつ視点に置いている意味です。
 fはeveryを用いた例ですが、ここでも用いている名詞は単数のanswerです。そして対応する動詞もisになります。every answerは「すべての回答」という意味ですが、回答1つずつを包括的に視点に置いています。
 上のようにeachとeveryには単数名詞を置いています。もしも複数名詞を置いた場合は、その文が不自然になります。また動詞についても、単数名詞に対応された動詞が置かれます。
 gは比較のためにallを用いた例です。all answersで「すべての回答」という意味です。allには可算名詞の場合は普通複数名詞にしますが、それに対応して動詞もareが用いられます。allは回答を1つの集団として全体を視点に置きます。
 次も同様の比較の例です。

 h. Each strawberry has turned red.
  (どのいちごも赤くなった。)
 i. Every strawberry has turned red.
  (すべてのいちごが赤くなった。)
 j. All strawberries have turned red.
  (すべてのいちごが赤くなった。)

 hはeachの例です。eachに続くのは単数名詞のstrawberryで、その単数に対応する動詞はhasです。このeachが持つ視点は「どのいちごも」という意味のように、1つずつのいちごです。
 iはeveryの例です。everyに続くのはeachと同じ単数名詞のstrawberryで、それに対応するのもeachと同じ単数対応の動詞hasです。このeveryが持つ視点は「すべてのいちご」という意味ですが、1つずつのいちごも包括的に視点に置きます。
 jはallの例です。allに続くのはstrawberriesで複数名詞です。そしてそれに対応する動詞は複数名詞に対応するhaveです。eachとeveryとは異なり「個々」の意味を持たないallでは、名詞は複数名詞になり、また動詞もその複数に対応した形になります。

 ところで名詞がandで結ばれるように、2つ以上が一緒になった名詞の場合もあります。その場合における名詞と動詞の対応関係は、次の例のようになります。

 k. Each manager and employee has access to the building.
  (どのマネージャーも従業員もその建物に入ることができます。)
 l. Every manager and employee has access to the building.
  (すべてのマネージャーも従業員もその建物に入ることができます。)

 kはeachの例ですが、それに続く名詞はandによって結ばれた2つの名詞です。
 それはeach manager and employeeですが、単数名詞がandで結ばれます。そして単数名詞がandで結ばれているとはいえ、それに対応する動詞は単数対応のhasです。
 lはeveryの例ですが、用いられている名詞はkのeachの例と同様にandで結ばれています。そして動詞についても単数名詞として対応する動詞hasが用いられます。
 つまり用いられる名詞は単数であり、その単数がandで結ばれていても単数扱いであり、動詞もそれに応じて単数対応の動詞が用いられます。
 次も同様の例です。

 m. Each boy and girl is welcome to join the workshop, which will mainly focus on teamwork.
  (どの男の子も女の子も主にチームワークに焦点をおいたそのワークショップに参加して良いです。)
 n. Every boy and girl is welcome to join the workshop, which will mainly focus on teamwork.
  (すべての男の子も女の子も主にチームワークに焦点をおいたそのワークショップに参加して良いです。)

 上のmではeachが用いられ、nではeveryが用いられています。そしてそれぞれにつづくのは、andで結ばれたboy and girlになります。単数名詞をandで結んだ形になりますが、それに用いられる動詞は、単数対応の動詞isです。


※eachとeveryに続く名詞について、andで結ばれる名詞はeachとeveryの意味上原則として対になる名詞です。
 それはkとlのようにmanager and employeeであり、mとnのようにboy and girlの形となります。
 対ではない名詞がandにより結ばれて用いられても、文脈によっては不自然になる場合があります。



※Every dog has his day. は、「誰にも得意の時代がある。」や「誰にも良い日がある。」という意味のことわざです。人をはげますときに使うことができます。










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