<英文法インデックスTOPへ>
<前の英文法「Day」へ> <次の英文法「Day」へ>

このページは旧版です。
最新版のレッスンページをご利用ください。
下をクリックすると最新版のページメニューへ飛びます。
http://www.englishcafe.jp/english3rd/englishindex.html




 



時制の一致、存在文、「have+名詞」


今日は主節の動詞の形に従節の動詞の形を合わせる「時制の一致」と、不特定の存在をあらわす「存在文」の他に、状態・動作をあらわす「have+名詞」についてふれていきます。




   主語の動詞に従節の動詞の形を合わせることを時制の一致といいます。たとえばI know she is beautiful.「私は彼女が綺麗だということを知っています。」は、I knowがあらわしている通り現在の時点のことですが、これを過去の時点のことと考えた場合「私は知っていました。」という意味にしなければなりません。そうすると「I know」を「I knew」にします。
 そして、英語では主節の動詞(know)を過去形にした場合は従節の動詞(is)もそれに合わせて過去形にしますので、次のようになります。
 I knew she was beautiful.
 (私は彼女が綺麗だということを知っていました。)


 日本語に訳すときは従節の訳までも過去にはしません。上の場合は「彼女が綺麗だった」とは訳しません。それは日本語には英語のような時制の一致というものがないからです。

 ところで、従節の動詞がもともと過去形だったらどうなるでしょうか。たとえば次の例を見てください。
 I know she was a novelist.(私は彼女が小説家だったことを知っています。)

 この文の従節の動詞は「was」とすでに過去形になっていますが、ここに時制の一致をする場合は過去形の動詞を過去完了にします。
 I knew she had been a novelist.
 (私は彼女が小説家だったことを知っていました。)


 過去完了とは「had+過去分詞」のことをいいます。上の場合「was」の原形である「be」の過去分詞は「been」ですので「had been」になります。
 過去完了は過去形よりも一段古い時点のことを指します。もしも従節の動詞がもともと過去完了の場合は、それ以上の古い時点を指す形式がありませんので、そのままで変化をしません。

 また、従節に助動詞がある場合は助動詞を過去形にします。たとえばI think she will come back.「私は彼女が戻ってくるだろうと思います。」は次のようになります。
 I thought she would come back.(私は彼女が戻ってくるだろうと思った。)


 従節が現在完了(have+過去分詞)の場合は、過去完了にします。







   直接話法を間接話法にしたときにも時制の一致をします。直接話法とは話したことをそのままあらわした文をいいます。たとえば「Ann」が「私はうれしいです。」とある時点で話した場合は、次のようになります。
 Ann said, “I am happy.”(アンは「私はうれしいです。」と言いました。)


 「I am happy.」は「Ann」が自分で話したことです。(「I」=「Ann」)
 このような文を直接話法といい、話した部分は普通「”」で囲みます。

 それに対して、間接話法とは話したことをそのままあらわすのではなく、それを他の人の側に立ってあらわすことをいいます。たとえば「John」が「私は面白かったです。」とある時点で話した場合、それを他の人が伝えるとすると次のようになります。
 John said he was interested.(ジョンは面白かったと言いました。)


 ここで「he」は「John」のことです。他の人の側に立って伝えるので「I」にはなりません。このような文を間接話法といいます。

 直接話法のAnn said, “ I am happy.”を間接話法にする場合に時制の一致をしますが、その場合は「”I am happy.”」の動詞である「am」を「Ann said」の動詞の形「said」に合わせます。そうすると次のようになります。
 Ann said she was happy.


 間接話法にするので「”」を取ります。「”」の中は「Ann」が直接話した内容なので、動詞の形には変化を与えていませんでしたが、間接話法として他の人の側に立って「”」を取った場合は主節の動詞の影響を受けることになります。
 そして、他の人の側からみた場合、「”」の中の「I'll」はおかしくなりますので、一人称以外の名詞を使います。




 「Ann said」の「said」がもともと現在をあらわす「say」の形だった場合は、時制に変化がないことになるので、従節の動詞の形もそのまま変わりません。
 Ann says she is happy.







   間接疑問文とは、ある文の中に疑問文を組み入れたものです。もとの文が主節で、組み入れる疑問文が従節になりますが、この従節の動詞に時制の一致をします。
 たとえばWe know how long you will stay in London.「私達はあなたがどのくらいロンドンに滞在する予定かを知っています。」の主節は「We know」ですが、これを「We knew」にすると、次のように従節の助動詞もそれに合わせて過去形にします。

 We knew how long you would stay in London.


 間接疑問文についてはDay10の「8」、「9」を参照してください。







   「There is(are) 〜」は「〜があります」や「〜がいます」という意味で不特定の存在をあらわします。
 型は<There+動詞+主語>というように、主語と動詞の語順が逆になっているので特殊な文型になります。そして動詞の形(単数と複数のどちらに対応する形か)は後ろに続く主語に合わせます。

 There is a post office across the street.
 (郵便局は通りの向こう側にあります。)
 There are some trees in the park.(公園にはいくつかの木々があります。)


 このように動詞の形は後ろに続いている主語に合わせます。
 このような文を「存在文」といいます。

 There was a good movie on TV.(いい映画がテレビでありました。)
 Are there any letters for me?(私に手紙はありませんか。)


 主語は動詞の後ろに続いていますが、疑問文にする場合は「there」を主語として扱います。

 ところでこの文は「不特定の存在」をあらわしますので、特定された主語は使えません。たとえば次のような比較ができます。
 ○There is a book on the table.(テーブルの上に本があります。)
 ×There is my book on the table.(テーブルの上に私の本があります。)
 「a book」は不特定ですが、「my book」は「私の本」というように特定されていますので、この文で使うことができません。


 名詞を特定するのは「my」の他、「the」や「this」などがあげられます。
 ただし、人や物の列挙、相手に気づかせるために使うことはできます。







   「have」の基本的な意味は「持つ」です。たとえば次のような文です。

 I have two hundred books.(私は200冊の本を持っています。)
 I have two brothers.(私には2人の弟がいます。)

 けれども「have」に続ける名詞によっては状態や動作をあらわすこともできます。
 We will have a party.(私達はパーティーをします。)
 I have three lessons today.(今日は3つの授業があります。)
 Have a good time.(楽しんでください。)
 Let's have a rest.(一休みしましょう。)
 I have a swim after work.(私は仕事の後にひと泳ぎします。)


 特に動作をあらわす名詞を続けると動詞と同じような意味になります。
 have a try(やってみる)
 have a drink(飲む)
 have a sleep(寝る)

 また、状態をあらわすことができるので体調をあらわすためにも使えます。
 have a headache(頭痛)
 have a stomachache(腹痛)
 have a toothache(歯痛)
 have a backache(腰痛)


 語尾についている「ache」には長く続くけれども鈍い痛みという意味があります。
 また「have+名詞」は一時的な痛みをあらわします。もしも慢性的なら「suffer from+名詞」を使います。
 I suffer from headaches.

 have a pain in the stomach.(ひどく胃が痛む)
 have a pain in the head.(ひどく頭が痛む)


 「pain」は「ache」よりも鋭い痛みをあらわします。

 have a sore throat(のどが痛む)
 have sore eyes(目が痛む)
 have a sore foot(足が痛む)


 「sore」はけがや筋肉痛が原因の痛みや、炎症などでひりひり痛むことをあらわします。






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







<前の英文法「Day」へ> <次の英文法「Day」へ>



<英文法インデックスTOPへ>










Copyright(c) 英語喫茶〜英語・英文法・英会話〜 サイト内の文章・図の無断掲載を禁じます