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代名詞(その2:this、that、other、another、他)







   「this」は「これは」、「that」は「あれは」という意味です。「that」は距離的に遠いものをあらわしますが、それは実際の距離ではなくその人の感覚で決まります。
 また、「this」の複数形は「these」で、「that」の複数形は「those」です。これらは「指示代名詞」といいます。

 This is my house.(これは私の家です。)
 That is my house.(あれは私の家です。)
 This is a good hotel.(これはみごとなホテルです。)
 This hotel is good.(このホテルはみごとです。)


 This hotel is good.の「This」は形容詞的に「hotel」を修飾しています。

 These are the wrong size.(これらはサイズが違っています。)







   「this is」は電話応対で自分の名前を言う場合や相手を確認する場合にも使います。

 Hello, is this John?(もしもし、ジョンさんですか。)
 Who is this, please?(どちら様ですか。)
 This is Ann.(私はアンです。)


 電話応対で「どちら様ですか。」というときにWho are you? は使いません。次は相手を呼び出す場合の例です。
 Can I speak to John? This is Ann.
 (ジョンをお願いします。私はアンです。)







   「so」は前の文をあらわす語として代名詞的に使うことができます。(「so」の副詞としての使い方はDay16の「7」を参照してください。)

 Will it rain tomorrow?(明日は雨になりそうですね。)
 Yes, I think so.(そうですね、私もそう思います。)

 Do we have to cancel our plan?
 (私達は計画を中止しなければならないのですか。)
 Yes, the boss said so.(はい、上司がそう言いました。)


 「so」が使われる動詞は「think」や「say」の他、「believe」、「guess」、「expect」、「speak」などがあります。ただし「know」には使われません。







   「other」は「他のもの」や「他の人」という意味です。これは漠然とした「他の〜」という意味ですが、特定されると「the」をつけて「the other」にします。「特定される」とは「2つあるうちの他の1つ」というように、2つのものから1つを選んだ場合の残りの1つを意味します。このとき話し手は当然残りが1つであることを知っていることになります。

 One is for her and the other is for him.
 (1つは彼女の、もう1つは彼のものです。)


 また、「other」の複数形は「others」で漠然とした「他のもの」や「他の人達」という意味ですが、これも特定されると「the others」になり「残りの2つ以上のもの」を意味します。この場合も話し手は残りのものについて知っていることになります。

 Be kind to others.(他人に親切にするようにしなさい。)
 One is for her and the others is for him.
 (1つは彼女の、残りは彼のものです。)




 「other」に「than」が続いた「other than」は「〜以外」という意味です。
 I have read books other than this book.
 (この本以外の本を読みました。)

 それから、最初に選択をするのが1つではなくて複数の場合は「some」を使います。そして特定される全ての残りについてはやはり「the others」を使います。

 Some of the boys were late, but the others were in time for the match.
 (何人かの少年達は遅れたけれども、他の少年達は試合に間に合いました。)




 「other」は形容詞としても使われます。
 Do you have any other questions?(他に質問はありませんか。)
 The other boys are out now.
 (今、他の少年達はみんな外出しています。)







   「another」は「もう1つの」や「もう1人」という意味です。漠然とした「もう1つの」という意味なので、同じ「1つの」という意味でもthe otherのかわりに「another」を特定された残りの1つを指すために使うことができません。
 ここで、「もう1つ」という意味で「another」を使った場合は、他にいくつかのものが存在することを意味に含みます。つまり、基本的に「another」は漠然としたものをあらわしています。

 Show me another.(別のもう1つを見せてください。)
 I drank a cup of coffee and ordered another.
 (私は一杯のコーヒーを飲んでから、もう一杯注文しました。)
 To know is one thing; to teach is another.
 (知っていることと教えることは別問題である。)(ことわざ)


 「another」には「a(an)」や「the」の冠詞をおきません。それは「another」が「an」と「other」が一緒になってできた語だからです。
 そこから常に不特定のものをあらわすので「this」や「my」の特定させるものもおきません。(このように特定をしない代名詞を「不特定代名詞」といいます。)
 ×my another book
 ○my other book
 けれども、次のようにはできます。
 ○another book of mine(私のもう1つの本)

 また、「another」に漠然とした意味があることから、多くのものがあってそれを1つずつ数えるときにも使うことができます。数え方は最初に「one」を使ってから「another」を使っていきます。
 たとえば4つのあるものを数える場合、1つ目は「one」、2つ目は「another」、3つ目も「another」(3つ目ということで「the third」も使えます。)、そして4つ目は最後に特定された残りの1つということで「the other」を使って数えます。




 「another」は形容詞としても使われます。「another」は「an」+「other」の語なので修飾するのは単数の可算名詞です。
 I have another cellular phone.
 (私はもう1つ携帯電話を持っています。)

 不可算名詞に対しては、かわりに「some more」を使えます。
 Would you like some more coffee?
 (コーヒーをもう一杯いかがですか。)
 ただし、別のカップに注いで持ってくる場合は「another」も使えます。
 Would you like another coffee?
 (「別のカップに」もう一杯いかがですか。)







   「somebody」または「someone」は「誰か」や「ある人」という意味で肯定文で使います。否定文と疑問文では「anybody」または「anyone」を使います。
 人ではなく、物に対してはそれぞれ「something」と「anything」を使います。そしてこれらは全て単数として扱います。

 There is somebody waiting for you.(誰かがあなたを待っていますよ。)
 There is something on the shelf.(棚の上に何かがありますよ。)
 I will play something on the violin.
 (ヴァイオリンで何か弾きましょう。)
 Is there anybody in the room?(部屋に誰かいますか。)


 肯定文で「somebody」、否定文と疑問文で「anybody」が使われることは「any」と「some」の使い方と同じです。

 I haven't seen anybody.(私は誰にも会いませんでした。)
 I don't know anything about it.(私はそのことについて何も知りません。)


 「anybody」と「anything」を否定文で使うとそれぞれ「誰もいない」と「何もない」という全体を否定する意味になります。これも「any」と同じ使い方です。

 また、「誰もいない」や「何もない」という意味では否定語の代名詞の「nobody」、「no one」、「nothing」があります。
 There was nobody in the room.(部屋には誰もいなかった。)
 I know nothing about it.(私はそのことについて何も知りません。)
 I have nothing to eat.(食べ物が何もありません。)


 「no one」の「no」と「one」は離すのが普通です。
 また、「nothing」に「but」が続いた「nothing but」は「〜だけ」や「〜をするだけ」という意味です。(これは「only」と同じ意味です。)
 She wanted nothing but love.(彼女は愛だけがほしかった。)
 He is nothing but a child.(彼はただの子供だ。)
 She does nothing but read.(彼女は読書ばかりしています。)

 「anybody」と「anything」は否定文と疑問文で使うのが普通ですが、もしも肯定文で使うとそれぞれ「誰でも」と「何でも」という意味になります。これも「any」と同じ使い方になります。
 Anybody can do it.(誰でもそれをすることができます。)
 You may take anything.(何でも持っていっていいですよ。)
 I will do anything.(何でもしましょう。)


 「anything」に「but」が続いた「anything but」は「決して〜でない」や「〜の他は何でも」という意味で使うことができます。
 She is anything but polite.
 (彼女は決して礼儀正しくはありません。)
 He is anything but a gentleman.
 (彼は決して紳士とはいえません。)
 We eat anything but beef.(私達は肉以外なら何でも食べます。)
 I can do anything but it.(それ以外は何でもできます。)

 それから同じ「誰でも」という意味では「everybody」または「everyone」もあります。また物に対しての「何でも」では「everything」もあります。これらはそれぞれ「誰でも」と「何でも」という意味から複数扱いのように思えますがどちらも単数として扱います。
 Everybody loves music.(誰もが音楽を愛します。)
 Everything is all right.(全て順調です。)
 Everything is true.(全てが本当です。)







   「each other」と「one another」はどちらも「お互いに」という意味です。「お互いに」という意味から副詞と思われるかもしれませんが、これらは代名詞です。
 したがって、他動詞や前置詞の後に続けます。同じ代名詞でも主語としては使わないのが普通です。

 We love each other.(私達はお互いに愛し合っています。)
 We talked with each other.(私達はお互いに語り合いました。)


 「each other」は2人の場合、「one another」は3人以上の場合に使うといわれていますが、実際はそのような区別がありません。






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







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