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a woman who (関係代名詞@)


今回のDay50からは関係代名詞についてふれていきます。
関係代名詞は接続詞的に2つの文を1つにします。
長文では必ずといっていいほどでてくるものです。

関係代名詞には、who, whose, whom, which, that, what があります。
今回は who, whose, whom を中心にふれていきます。





  関係代名詞は簡単にいうと2つの文を1つの文にまとめるために、接続詞的な役割をするものをいいます。
また関係代名詞はその名前の通り代名詞的な役割もします。

たとえば次の2つの例文を見てください。


1.I met a woman.
 (私は女性に会いました)

2.She lives next door.
 (彼女は隣に住んでいます)


この2つの例文を1つの文にすると次のようになります。

I met a woman who lives next door.
(私は隣に住んでいる女性に会いました)


この文に使われている「who」は関係代名詞です。
このように who は主に人に対して使われます。

また、物や事、動物には which が使われます。
that は物や動物に使われますが、人にも使われます。

それでは、上の「1」と「2」の2つの文が1つの文になったように、どのようにして2つの文が1つの文になっていくのかについて、次からは詳しくふれていきます。







  まずは次の例文を見てください。


I know the woman who is playing the violin.
(私はヴァイオリンを弾いているその女性を知っています)

who は関係代名詞です。
who 以下の文は the woman を修飾しています。

この文は、もともと2つあった文を1つの文にしたものです。
もともとあった2つの文とは次のような文です。


1.I know the woman.
 (私はその女性を知っています)

2.She is playing the violin.
 (彼女はヴァイオリンを弾いています)


この「1」と「2」の文が1つの文になったわけですが、その際には2つの文を結びつける関係代名詞が使われます。
この場合に使われる関係代名詞が「who」です。
「who」は「人」に対して使われる関係代名詞です。

そして、who は主語の代わりをします。


「1」の I know the woman. の「the woman」とは、「2」の文の主語である「She」のことを指していることは文を見てわかると思います。
つまり、「2」の文は「1」の文の「the woman」のことを修飾している文ということになります。

そして、この「the woman」を修飾するように「2」の文が「1」の文につきます。
このとき「2」の主語である「She」は who に置き換えられます。

また、関係代名詞によって修飾される語は先行詞とよばれます。
(この場合の先行詞は「the woman」です)

これまでのことを下にまとめてみます。









もう1つ例文を書いてみます。


I need a friend who speaks English.
(私は英語を話す友人がほしいです)


この文の先行詞は a friend です。
そしてこの先行詞を who 以下の文が修飾しています。

もとの文は次の2つの文です。

1.I need a friend.
 (私は友人がほしいです)

2.He(または She)speaks English.
 (彼または彼女は英語を話します)


「2」の主語は He または She ですが、これが who に置き換えられて「1」の先行詞を修飾するために1つの文になります。





関係代名詞の動詞の形


上のように2つの文が1つの文になるときに、関係代名詞以下の文の動詞の形は先行詞にあわせます。
たとえば上の文の例文、
I need a friend who speaks English.
の、関係代名詞以下の文の動詞は、先行詞が a friend なので speak に「s」がついた speaks になります。

また次の例文も見てください。

There are people who work at a department store.
(デパートで働いている人たちがそこにいます)

この文の先行詞は people です。
そこで関係代名詞以下の動詞は work になります。
「s」はつきません。









  whose は「誰の〜」というように所有をあらわしますが、関係代名詞として使われる場合も同じように所有をあらわします。
(whose は物や事に対しても使われます。)
次の例文を見てください。


I saw the girl whose elder sister is a friend of mine.
(私は友人の妹に会いました)

先行詞は「the girl」です。
whose 以下の文はこの the girl を修飾しています。
所有をあらわす whose の後に elder sister(姉)が続いているということは、意味は the girl の「姉」をあらわしていることになります。
そこで、whose が代わりをしている語は「her」ということになります。

もととなる2つの文は次のようになります。


1.I saw the girl.
 (私はその女の子に会いました)

2.Her elder sister is a friend of mine.
 (彼女の姉は私の友人です)


ここまでのことを下にまとめてみます。









もう1つ例文を書いてみます。


The man whose name I couldn't remember called me.
(名前を思い出すことができなかったその男は私を呼びました)
[remember = 思い出す、覚えている]


この文については、今までと少し違うことに気づいたでしょうか?

この文の先行詞は The man です。
その先行詞を修飾しているのは whose name I can't remember になります。

つまり、2つある文が単に前後についたのではなく、文の中にもう1つの文が入り込んだ形になっています。
もとの文を次に書いてみます。


1.The man called me.
 (その男は私を呼びました)

2.I couldn't remember his name.
 (私は彼の名前を思い出すことができませんでした)


whose は「1」の文で先行詞 the man を修飾するために使われます。
そして、その whose は「2」の文では his name の his の代わりとなります。
ただし、この場合の his name は主語ではなくて目的語です。
したがって whose name も目的語として使われますが、この場合は先行詞のすぐそばにもってきます。












  whom は「誰に」や「誰を」のように目的語をあらわしますが、関係代名詞として使われる場合も同じ意味で使われます。
ただし、関係代名詞としての whom はよく省略されます。

次の例文を見てください。


The woman whom we met yesterday is a teacher.
(昨日私たちが会った女性は先生です)


この文の修飾される先行詞は「The woman」です。
その The woman を whom 以下の文、we met yesterday が修飾しています。
whom は we met の目的語でもあります。

もともとの文は次の2つです。


1.The woman is a teacher.
 (その女性は先生です)

2.We met her yesterday.
 (私たちは昨日彼女に会いました)


「2」の文の her は「1」の文の主語である The woman のことです。
「2」の文の her は目的語なので関係代名詞は whom を使って置き換えます。
そして1つの文にしたのが最初の例文になります。

















  関係代名詞には、先行詞を限定させるように修飾する制限用法とそうではない非制限用法があります。
これまで書いてきた関係代名詞の例文はすべて制限用法の文です。

この制限用法と非制限用法については、関係代名詞についてまだ慣れていないうちに読むと混乱する可能性もあります。
まだ慣れていないと思いましたら、後ほど読んでみてください。


★<制限用法について>

のところで書いた who の例文です。


I know the woman who is playing the violin.
(私はヴァイオリンを弾いているその女性を知っています)

この文は制限用法の文です。
それは who 以下の文は先行詞の the woman を修飾していますが、修飾することによってはじめて the woman を明確にしているからです。

つまり I know the woman. だけでは、どの女性なのかがはっきりしません。
これに「ヴァイオリンを弾いている」と修飾することで、この女性を明確にすることができます。

もっというと、その場にはこのヴァイオリンを弾いている女性以外に、チェロやヴィオラを弾いている女性達がいるかもしれません。
その中で who 以下の文は「ヴァイオリンを弾いている」というように the woman を特定することができます。

このように、先行詞を明確にするように修飾する関係代名詞の文を制限用法といいます。









★<非制限用法について>

制限用法に対して、先行詞を明確にしない関係代名詞の文を非制限用法といいます。
非制限用法は、先行詞のことを特に明確にすることなく、説明をするために使われます。

また、非制限用法は先行詞を明確にしませんので、先行詞ははじめから明確な場合が多いです。
その場合の例文です。


I met John, who works at bank.
(私はジョンに会いました、彼は銀行で働いています)

この文の先行詞は「John」ですが、はじめから「固有の人」に特定しています。
また、非制限用法の場合は関係代名詞の前に「,」(コンマ)がおかれます。
この「,」がおかれることは非制限用法の特徴です。


この他にも非制限用法には「それから〜」のように続きをあらわす場合もあります。
これは「and」のような意味です。

また、理由をあらわす場合もあります。
これは「because」のような意味です。


例文も書いてみます。


She has a sister, who often writes to her.
(彼女には妹がいて、よく彼女に手紙を書きます)

非制限用法の「and」にあたる文です。


We like the teacher, who is friendly.
(私たちはその先生が好きです、なぜなら親切だからです)

これも非制限用法で、「because」にあたる文です。


非制限用法では目的語にあたる関係代名詞でも省略はされません。
したがって、whom は非制限用法では省略することができません。















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