英語喫茶〜英語・英文法・英会話〜


<英語喫茶TOPへ>

<前のページへ><法助動詞インデックスへ><次のページへ>






 
2. may(主観性)
 mayの主な意味は次の2つである。
 (1b)の可能性については、canと相関関係がある。それは肯定文ではmayが用いられるが、否定文や疑問文ではcanが用いられることである。

 (1)
  a. 許可(主観性−客観的意味)
  b. 可能性(主観的意味)

 mayの「許可」は形式的な感があるために、それほど用いられることはない。したがって、mayが用いられることが多いのは「可能性」ということも言える。
 
 mightはmayの過去時制だが、mayが持つ意味を過去のこととして、そのまま表すことは時制の一致以外ではあまりない。普通の過去時制(直説法)として表すことはまれとなる。(*8) 特に「許可」の意味で用いられることはほぼない。
 
 また「可能性」の意味でmightが用いられても、「現在のことに対する推測」を表すのが普通である。この用法についてはよく用いられる。


*8  「普通の過去時制」とは、すでに「0.4.現在時制と過去時制」のところで述べているが、直説法過去時制のことである。








<前のページへ><法助動詞インデックスへ><次のページへ>

<英語喫茶TOPへ>



Copyright(c) 2004- 英語喫茶〜英語・英文法・英会話〜 : サイト内の文章・図の無断掲載を禁じます