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 all(形容詞)について

 形容詞としてのallの基本的な用法の解説です。
 形容詞のallは「全ての」という意味があります。
 形容詞としての用法ですので、名詞の前で用います。
 また可算名詞と不可算名詞のどちらにも用いることができます。
 次はallの例です。

 a. All students passed the exam.
  (すべての学生がその試験に合格しました。)
 b. The teacher wrote all papers.
  (その先生が全ての論文を書きました。)
 c. All people are not happy.
  (全ての人々が幸福ではありません。)
 d. Everything will be all right.
  (万事うまくいくでしょう。)

 aとbは複数可算名詞の前にallを用いています。all studentsで「すべての学生」の意味になり、all papersで「すべての論文」という意味になります。
 cは否定文でallを用いている例です。
 dのall rightはそれだけで「無事で」や「申し分のない」という意味で用います。

 ところでallが用いられる名詞には、その名詞を特定するための冠詞theや所有格が用いられる場合もあります。その場合のallは名詞の直前に置くのではなく、その冠詞または所有格の前に置きます。
 たとえば、上の例のaにおいて用いられているall studentsですが、冠詞theが用いられている場合は、all the studentsの語順になります。
 all the studentsは、「その学生のすべて」という意味になります。
 またこの例の冠詞theの代わりに、たとえば所有格であるmyが用いられる場合は、all my studentsの語順になります。
 all my studentsは「私の学生すべて」という意味です。

 a. All students passed the exam.
  (すべての学生がその試験に合格しました。)
 e. All the students passed the exam.
  (その学生全員が試験に合格しました。)
 f. All my students passed the exam.
  (私の学生全員がその試験に合格しました。)

 aの例は比較のために前の例をそのまま引用している文です。
 eはstudentsの前にtheを置いた例で、fはstudentsの前にmyを置いた例です。
 それぞれの日本語訳の違いは、上に記載しているとおりになります。
 次も同様の例です。

 g. All food has an effect on your health.
  (すべての食べ物はあなたの健康に効果があります。)
 h. All the food on the table has an effect on your health.
  (テーブルの上のその食べ物はすべてはあなたの健康に効果があります。)

 gのallはfoodの前で用いて「すべての食べ物」という意味です。
 hではそのfoodの前に冠詞theを置いて、foodを特定しています。on the tableは、その特定の意味を補足するために追加しています。
 all the foodで「その食べ物すべて」という意味です。


※次のeとfの例については、
 e. All the students passed the exam.
 f. All my students passed the exam.
 次のようにすることもできます。これらはallの後ろにofを置いた例です。
 i. All of the students passed the exam.
 j. All of my students passed the exam.
 文としては普通に使えますが、品詞としてはeとfのallはここで解説をしている形容詞用法ですが、iとjは代名詞用法になります。


※allは単数名詞と複数名詞のどちらにも用いることができます。
 類似する意味ではeveryがありますが、これは単数名詞にしか使えません。
 everyは意味が複数であっても、単数名詞として用います。
 allは可算名詞に用いる場合は、普通は複数名詞にします。

 b. The teacher wrote all papers.
 k. The teacher wrote every paper.

 allとeveryの意味は似ていますが、話し手の視点に違いがあります。
 bのall papersは「すべての論文」というように、ひとまとまりとして考えます。
 それに対してkのevery paperは「論文という論文」というように、話し手は1つ1つの論文を考えます。


※上のdの例にあるall rightは「申し分ない」という意味です。

 d. Everything will be all right.
  (万事うまくいくでしょう。)

 また、ほかにもThat's all. は「以上です」や「それだけです」という意味を持っています。
 これは聞き手に話すことを終えるときに使うことができます。










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