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 there構文 存在文

 「There is(are) ~」は「~があります」や、「~がいます」というように何らかのものがそこにあることを表します。
 しかしそのものについては、「不特定の存在」になります。

 型は<There+動詞(主にbe動詞)+主語>というように、主語と動詞の語順が逆になっているので特殊な文型になります。
 そして動詞の単数形と複数形については、その後ろに続く主語に合わせます。

 There is a post office across the street.
 (郵便局は通りの向こう側にあります。)
 There are some trees in the park.(公園にはいくつかの木々があります。)

 上のように、be動詞の形は後ろに続いている主語に合わせます。


 次は過去形の例です。

 There was a good movie on TV.(いい映画がテレビでありました。)

 次は疑問文の例です。

 Are there any letters for me?(私に手紙はありませんか。)


 肯定文では、主語は動詞の後ろに置かれています。しかし疑問文にする場合は、「there」を主語として扱います。


 ところで、この型は「不特定の存在」を表しますので、特定される主語は使えません。たとえば次のような比較ができます。

  There is a book on the table.(テーブルの上に本があります。)
 × There is my book on the table.(テーブルの上に私の本があります。)

 「a book」は不特定ですが、「my book」は「私の本」というように特定されていますので、この型で使うことができません。


名詞を特定するのは「my」の他、「the」や「this」などがあげられます。
 しかし、人や物の列挙、相手に気づかせるために使うことはできます。








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