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やさしい英会話のカット1

やさしい英会話の日付    〜 緊張あふれる友 〜
やさしい英会話29


 ―Two cats were sitting side by side beside the entrance of the faculty of literature. The classes this morning will be finished soon and the lunch break is coming.―

“What should I do, Sherry?” Libre asked as he was getting nervous.
“If I were you, I would go and see her when she appears in the entrance.”
“Yes, I see. I have no choice.”

“Take it easy. You have only to go and see Fizz.”
“Yeah, I agree. What if she forgot me?”
“In case she leaves you … you can live in my office.”
“Is the office yours?”
“Ah, there is not much difference.”

 He was relaxing.


 ―One or two students were coming out. The class might have finished early.―

 Libre was very nervous again. Several students were passing before our eyes.
Libre watched students as he was distinguishing them. But the next moment, his eyes focused on a girl.

“Is that girl Fizz?”
“Yes.”

 She was coming out with her friend.



やさしい英会話のカット2



<今日の単語>

appear  あらわれる
choice  選択
agree  同意する
forgot(forget の過去形)  忘れる、置き忘れる
come out  出てくる
distinguish  区別する、見分ける
focus  焦点をあわせる




やさしい英会話のライン




<今日の日本語訳>

 ―文学部の玄関の側に2匹の猫が並んで座っていた。もう少しで午前の授業が終わり昼休みに入ろうという時間だ。―

「どうしたらいいだろう、シェリー」リバーが緊張した顔で聞いてきた。
「もしも僕がリバーだったらでてきたところを会いに行くだろうね。」
「そうだよな。それしかないよな。」

「緊張するな。ただフィズの前にでていくだけでいいんだから。」
「あぁ、そうだな。でも、もしも俺のことなんか無視されたらどうしよう?」
「そのときは...僕の研究室に住めばいいさ。」
「あそこはシェリーの研究室だったのか?」
「まあ、似たようなものさ。」

 リバーが少し緊張をほぐしたみたいだ。


 ―玄関から1人、2人と学生が出てきた。少し早めに授業が終わったらしい。―

 リバーの顔はまた緊張で一杯になった。数人の学生が目の前を通り過ぎていく。
リバーは1人1人確かめるように見ていたが、次の瞬間、リバーの視線が1人の女の子に集中した。

「あの子がフィズ?」
「そうさ。」

 フィズは友人と2人で玄関から出てきた。



やさしい英会話のライン



<今日の日本語訳&英語訳>

―文学部の玄関の側に2匹の猫が並んで座っていた。もう少しで午前の授業が終わり昼休みに入ろうという時間だ。―
―Two cats were sitting side by side beside the entrance of the faculty of literature. The classes this morning will be finished soon and the lunch break is coming.―


「どうしたらいいだろう、シェリー」リバーが緊張した顔で聞いてきた。
“What should I do, Sherry?” Libre asked as he was getting nervous.

「もしも僕がリバーだったらでてきたところを会いに行くだろうね。」
“If I were you, I would go and see her when she appears in the entrance.”

「そうだよな。それしかないよな。」
“Yes, I see. I have no choice.”


「緊張するな。ただフィズの前にでていくだけでいいんだから。」
“Take it easy. You have only to go and see Fizz.”

「あぁ、そうだな。でも、もしも俺のことなんか無視されたらどうしよう?」
“Yeah, I agree. What if she forgot me?”

「そのときは...僕の研究室に住めばいいさ。」
“In case she leaves you … you can live in my office.”

「あそこはシェリーの研究室だったのか?」
“Is the office yours?”

「まあ、似たようなものさ。」
“Ah, there is not much difference.”


リバーが少し緊張をほぐしたみたいだ。
He was relaxing.



―玄関から1人、2人と学生が出てきた。少し早めに授業が終わったらしい。―
―One or two students were coming out. The class might have finished early.―


リバーの顔はまた緊張で一杯になった。数人の学生が目の前を通り過ぎていく。
Libre was very nervous again. Several students were passing before our eyes.

リバーは1人1人確かめるように見ていたが、次の瞬間、リバーの視線が1人の女の子に集中した。
Libre watched students as he was distinguishing them. But the next moment, his eyes focused on a girl.


「あの子がフィズ?」
“Is that girl Fizz?”

「そうさ。」
“Yes.”


フィズは友人と2人で玄関から出てきた。
She was coming out with her friend.






ここからは今日のポイントになります。





やさしい英会話の今日のポイント
やさしい英会話のポイントライン

★ポイント1
“If I were you, I would go and see her when she appears in the entrance.”
「もしも僕がリバーだったらでてきたところを会いに行くだろうね。」

 これは仮定法といわれている文です。
 If I were you は、「もしも私があなただったら」という意味です。現在の事実とは違うことをあらわします。
 つまり現実ではない、「仮定」を表します。
 このように現在の事実とは違うことを仮定する場合は if の中に過去形の文をおきます。
 これを仮定法過去といいます。
 
 I would go and see when she appears in the entrance. は if に続く文ですが、ここにも文の決まりがあって、助動詞の過去形をおくことになっています。
 この文の場合は「would」がそれにあたります。「would」の後は動詞の原形がおかれます。




 If I were you, I would improve my techniques.
 (もしも私があなたなら、技術をもっと向上させているでしょう。)
 
 If I were you は、相手に助言をするときに使うことができます。


 この他に仮定法については、英文法コンテンツ「基礎から英語学習(The Second Study Of English In Life)」で紹介しています。「Day63」の中で説明していますが、そこでは仮定法過去の他に仮定法過去完了(過去の事実とは違う仮定)についても詳しくふれていますのでご参照ください。






★ポイント2
“Take it easy. You have only to go and see Fizz.”
「緊張するな。ただフィズの前にでていくだけでいいんだから。」

 Take it easy. は「無理をしないで頑張れ。」や「気楽に。」という意味です。相手を励ますときに使うことができます。

 I have to play the violin at the concert. I'm very nervous.
 (私はコンサートでヴァイオリンを弾かなければなりません。とても緊張しています。)
 Take it easy. You can do it.
 (気楽に。あなたなら大丈夫だよ。)






★ポイント3
“Yeah, I agree. What if she forgot me?”
「あぁ、そうだな。でも、もしも俺のことなんか無視されたらどうしよう?」

 What if she forgot me? は、「彼女が私のことを忘れていたらどうしよう?」という意味になります。
 What if 〜 は「〜したらどうなるだろう?」や、「〜ならどうしよう?」というような意味です。




 She has to work overtime today.
 (彼女は今日残業をしなければなりません。)
 Really? Today's birthday party is for her.
 (本当に?今日の誕生日パーティは彼女のためだよ。)
 Yes, I know. What if she can't come to the party?
 (うん、知っているよ。彼女が来なかったらどうしよう?)
 I have no idea.
 (よくわかりません。)









Sherry's Diary の練習問題
 半角英数字で解答してください。


もしも私があなただったら
問題数:4問



気楽にね
問題数:2問



そうなったらどうしよう
問題数:3問




ストーリーの確認問題です
問題数:4問


 







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