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Day 3
−used toとwould−
 今回は過去形の続きになります。used toとwouldによる過去の習慣を表す用法についてです。また「慣れる」という意味を表す用法にもふれていきます。

used toとwould

   前回でふれた「used to」は過去の習慣を表しますが、「would」も過去の習慣をあらわすために使うことができます。
 ただし「would」は動作をあらわすことができますが、状態をあらわすことができません。(この場合の状態とは進行形にできない動詞のことです。たとえば「live」(住む)などです。)
 
 また、過去をあらわす副詞と一緒に使わなければなりません。
 I used to go skiing every Sunday in winter. を「would」を使って書き換えると、次のようにします。
 
 I would go skiing every Sunday in winter when I was a child.
 
 上のように when 〜 などの過去の時点を表す副詞を続けます。
 
 
 (参照:used toとwouldの詳細は、英語の時間的感覚(2.3.1.))


 「would」であらわす習慣は、個人的な思い出によく使われます。したがって「人」以外の主語はあまり使われません。
 
 また、「would」は「used to」とは違い、現在でも同じことを続けているかどうかが、あいまいになります。現在は続けていないことがはっきりしている場合は、「used to」を使います。
 
 
 (参照:助動詞wouldについての詳細は、法助動詞(3.1.))








英文法の休息








「慣れる」の補足説明

   前回の中で「〜に慣れている」の意味の「be used to」についてふれましたが、「慣れる」という意味では「get used to」もあります。
 違いは「be used to」は「〜に慣れている」というようにすでに慣れている状態をあらわしますが「get used to」は不慣れだったものが「慣れる」というように「変化」を意味します。

 I'm used to driving.(私は運転に慣れています。)
 You will soon get used to driving.
 (あなたはすぐに運転に慣れるでしょう。)

 She is used to working in the office.
 (彼女はそのオフィスで働くことに慣れています。)
 She got used to working in the office.
 (彼女はそのオフィスで働くことに慣れました。)

 過去の習慣を表す「used to」の「to」の後には動詞を続けますが、この「be used to」または「get used to」の「to」の後には、「ing形」の動詞を続けます。


 この場合の「to」の後は、「動名詞」といいます。また、進行形に使う動詞は同じ「ing形」でも「現在分詞」といいます。
 見た目には現在分詞と動名詞の区別はできませんし、また意味も似た点があります。特に2つを区別する必要はありませんので、ここでの文法学習でも意識する必要はありません。




レッスンの確認問題
 このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。


used to とwould について
問題数:5問



「慣れる」という表現について
問題数:5問


 





ワンランク上の練習問題
 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。


慣れるの表現について
問題数:5問


 



今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。












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