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7.2. 必然性(客観性−主観的意味)
 have toの必然性はmustと類似し、断定的な推測を表すが、mustが主観性を持つのに対してhave toは「客観性」をおびる推測の意味を持つ。ただし、用いられることは少ない。

 (9)
  a. You have to be joking.
  (冗談でしょう。)
  b. I've heard the roar of the engine. It has to be John.
  (エンジンのごう音を聞いたよ。ジョンに間違いない。)

 have got toも「必然性」の意味を持ち、have toと同様に用いられるが、必然性の意味ではhave toもhave got toも用いられることが少ないのに変わりはない。mustのほうが多用される。


 次は、過去時制としてのhad toを用いた例である。義務と必然性の2例を示す。

 (10)
  a. He had to work late yesterday.
  (彼は昨日遅くまで働かなければならなかった。)(義務)
  b. She had to be joking.
  (彼女は冗談を言っているのに違いなかった。)(必然性)

 had got toについてはアメリカ英語では用いられない。イギリス英語においてもまれである。








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