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著書向け確認問題


 記述式練習問題の解説です。
 練習問題の解答後に参照してみてください。
問題文です

1. I want to borrow your bicycle.
(私はあなたの自転車を借りたいです。)

(自転車をお借りしてもいいですか。)

2. I want to use your phone.
(私はあなたの電話を借りたいです。)

(あなたの電話を借りてもいいですか。)

3. I have the last question.
(私には最後の質問があります。)

(最後の質問をしてもいいですか。)

4. You smoke here.
(あなたはここでタバコを吸います。)

(ここでタバコを吸ってもかまいません。)

5. You want to use my car tomorrow.
(あなたは明日私の車を使いたい。)

(明日は私の車を使ってもいいですよ。)


解答です

1. Can I borrow your bicycle?
(自転車をお借りしてもいいですか。)

2. Can I use your phone?
(あなたの電話を借りてもいいですか。)

3. Can I have the last question?
(最後の質問をしてもいいですか。)

4. You can smoke here.
(ここでタバコを吸ってもかまいません。)

5. You can use my car tomorrow.
(明日は私の車を使ってもいいですよ。)


解説です

 5問ともcanを使って、許可の意味を表す文を作っていく問題です。
 問題の1~3は、「~をしてもいいですか」というように、許可を相手に求める文を作ります。問題の4~5は、「~をしてもいいです」というように、許可を相手に与える文を作ります。

 文の作り方ですが、許可を求める場合は、canを使った疑問文の形になります。自分がしたいことを、相手に求めることになるので、通常はCan Iから始めます。そのあとには、動詞の原形を続けていきます

 また、許可を与える場合は、主語のあとにcanを続ける形になります。canのあとには、動詞の原形を置きます。


問題1について
 問題文のI want to borrow your bicycle.「私はあなたの自転車を借りたいです。」は、want toを使った、「~をしたい」という文です。ここから、「~をしてもいいですか」という文にしていきます。

 まずは、Can Iから始めます。問題文の動詞ですが、want toは「~をしたい」を表す動詞です。許可を求める文を作るため、このwant toの部分は考えずに、そのあとに続く動詞であるborrowをCan Iのあとに続けていきます。すると、次のようになります。
 Can I borrow your bicycle?

 例文は、「自転車をお借りしてもいいですか。」というように、「借りてもいいですか」という、許可を求める文になります。


問題2について
 問題文のI want to use your phone.「私はあなたの電話を借りたいです。」は、want toを使った、「~をしたい」という文です。
 動詞はuseを使っています。useは、「使う」という意味の動詞ですが、電話を借りたいという意味においては、このようにborrowではなく、useを使います

 文の作り方ですが、まずはCan Iから始めます。そのあとに動詞のuseを続けていきます。すると、次のようになります。
 Can I use your phone?

 例文は、「あなたの電話を借りてもいいですか。」というように、「借りてもよいか」という、許可を求める文になります。


問題3について
 問題文のI have the last question.「私には最後の質問があります。」は、最後に質問を抱いているということを表している文です。ここからその質問をしてもよいかどうかを聞くために、canを使った許可を求める文に書き換えていきます。

 動詞はhaveを使っています。haveの基本的な意味は「持つ」ですが、「質問を持っている」という意味から、質問があるということを表す文になります。

 文の作り方ですが、まずはCan Iから始めます。そのあとに、動詞のhaveを続けていきます。すると、次のようになります。
 Can I have the last question?

 例文は、「最後の質問をしてもいいですか。」というように、相手に質問をしてもよいかを聞いている文になります。


問題4について
 問題文のYou smoke here.「あなたはここでタバコを吸います。」は、ここでタバコを吸っていることが、習慣的な事実であることを表している文です。
 これにcanを使って、「ここでタバコを吸ってもよい」という、許可を与える文にしていきます。

 文の作り方は、主語のあとにcanを置きます。そのあとに、動詞の原形を続けていきます。使っている動詞はsmokeですが、この動詞をcanのあとに続けていきます。すると、次のようになります。
 You can smoke here.

 例文は、「ここでタバコを吸ってもかまいません。」というように、ここでタバコを吸うことを認める文になります。


問題5について
 問題文のYou want to use my car tomorrow.「あなたは明日私の車を使いたい。」は、相手が明日、車を使いたいという事実を表している文です。
 これにcanを使って、「車を使ってもよい」という文を作っていきます。

 文の作り方ですが、主語のあとにcanを置きます。そのあとに動詞の原形を続けていきますが、問題文で使っている動詞はuseです。

 want toは「~をしたい」という意味を表す動詞ですが、canで「~をしてもいい」という許可を表す文にするために、やはりこの動詞は考えないことにします。

 動詞のuseをcanのあとに続けていきますが、すると、次のようになります。
 You can use my car tomorrow.

 例文は、「明日は私の車を使ってもいいですよ。」というように、車を使うことを聞き手である相手に、認めている文になります。











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