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英語喫茶英語の時間的感覚Ⅱ>as ifによる仮定法



as ifによる仮定法-英語の時間的感覚Ⅱ

 

8.2.2. as ifによる仮定法

 as if(またはas though)節内では、仮定法過去または仮定法過去完了を用いる。これで「あたかも~のように」や「まるで~のように」など、何かに例えて表すのに用いられる。

 as if節の仮定法についてその時間関係には注意が必要である。なぜならその仮定法が表す時間関係は、意味上主節の動詞の時制に従うからである。それはas if節で仮定法過去を用いた場合、その時間関係は主節と同じであることを意味し、仮定法過去完了を用いた場合は、主節よりも以前の時間関係を意味することになる。

 (18)
  a. She looks as if she were ill.
   (彼女は病気のように見える。)
  b. She looked as if she were ill.
   (彼女は病気のように見えた。)

 上の2例において、(18a)の主節では現在時制が用いられているが、その動詞を過去時制にした例が(18b)である。従属節ではこれまで仮定法の特徴について述べたように、形式上は何の変化も生じない。しかし意味的には主節の動詞の時制に一致させた時間関係になっている。
 そこで、(18a)では主節が現在のことを表し、as if節でも「現在の事実に反する」ことを表している。しかし、(18b)では主節の動詞が過去時制になっているために、as if節では形式上現在の事実に反することを表すのにも関わらず、実際は「過去の事実に反する」ことを表している。

 次はas if節で仮定法過去を用いた他の例である。

 (19)
  a. I feel as if my heart were bursting.
   (心臓がはり裂けそうな気がする。)
  b. She treated me as if I was her son.
   (彼女は私をまるで息子のように扱った。)

 (19a)の主節には現在時制が用いられ、(19b)では過去時制が用いられている。そして2例の従属節にはいずれも仮定法過去が用いられているが、この仮定法過去が表している時間は(19a)では現在、(19b)では過去のこととなる。


英語の時間的感覚


 次に、as if節に仮定法過去完了を用いた場合について述べていくことにする。

 (20)
  a. She looks as if she had been ill.
   (彼女は病気であったかのように見える。)
  b. She looked as if she had been ill.
   (彼女は病気であったかのように見えた。)

 上の例においては2例ともas if節で仮定法過去完了を用いている。それに対して(20a)の主節では現在時制が用いられ、(20b)の主節ではその動詞を過去時制に変えている。
 as if節の仮定法過去完了が表す時間関係は、主節が表す時間関係よりも以前のことである。したがって、主節の動詞が現在時制の場合は当然それよりも以前の時点を指すことになるが、過去時制の場合はさらにそれよりも以前の過去を意味することになる。
 そこで(20a)は、彼女がある過去において病気になっていたような様子を、話し手は現在においてその彼女の表情から感じて捉えている。
 (20b)は、話し手が同様のことを彼女の表情から捉えるのであるが、それはある過去においてである。そしてあたかも彼女が病気になっていたのではないかと思われることは、さらにそれ以前に生じていることとして捉えている。

 次はas if節に仮定法過去完了を用いた他の例である。

 (21)
  a. He looks happy as if nothing had occurred.
   (彼はまるで何も起きなかったかのように明るい顔をしている。)
  b. She acted as if she had never met me before.
   (彼女は一度も私に会ったことがなかったかのように振る舞った。)

 上の2例において、(21a)では現在時制、(21b)では過去時制がそれぞれの主節に用いられている。
 as if節が表す時間関係は、2例とも主節よりも以前のことである。


英語の時間的感覚









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