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Day 8-推量と許可のmayとmight-


「may」
 「may」には「〜かもしれない」というように推量(可能性)や、「〜をしてもよい」というように許可の意味があります。型は<主語+may+動詞の原形>で、「may」の後に動詞を続けます。否定形は「may not」になります。次は推量と許可の意味別に示しています。

<推量(可能性)の「may」>
I may go to the movies tomorrow.
(明日映画を見に行くかもしれません。)
It may rain tomorrow.
(明日は雨になるかもしれない。)
He may be wrong.
(彼が間違っているかもしれない。)
She may not come to the party.
(彼女はパーティーに来ないかもしれない。)


<許可の「may」>
You may go now.
(もう帰っていいよ。)
You may do as you like here.
(ここでは好きなようにしていいですよ。)
You may not stay here.
(ここにとどまってはいけません。)



「may」の疑問形(許可を求める)
 「may」には許可の意味がありますが、疑問文では許可を求めることができます。そうすると、「〜をしてもよろしいですか」という意味になります。型は<May I+動詞の原形>で、「May I」は固定していますが、その後に動詞を続けるだけです。
 
 <Can I+動詞の原形>も許可を求めるのに使うことができますが、「May」のほうが相手を尊重する丁寧な言い方になります。それは「may」には権威的印象があるからです。「may」を疑問文で使うことによって、相手を目上と位置づける効果があります。
 しかし堅苦しい言い方になるので、「Can」のほうがよく使われています。この「Can」については次回でふれていきます。

May I come in?
(中に入ってもいいですか。)
May I smoke?
(タバコを吸ってもいいですか。)



「may」の過去形「might」
 「might」は「may」の過去形です。「may」と同じ推量と許可の意味がありますが、推量の場合はより実現の可能性が低いことを表します。許可の場合は、控え目な表現になります。しかし推量の意味以外には、あまり使われません。
 
 「might」過去形ですが、表すのは現在のことです。

She might be in London by now.
(彼女はもうロンドンに着いているかもしれない。)(推量)
He might take you for a girl.
(彼はあなたを女の子と間違うかもしれない。)(推量)
[take A for B = AをBだと思う]



基礎からの英語学習の記述式練習問題

 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。
 

mayの推量と許可の表現について
問題数:5問


may Iの許可とmightの推量の表現について
問題数:5問



今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。



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