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Day 63-仮定法-


「もしも〜なら、〜だろう」(仮定法過去)
 たとえば次の例を見てください。

If I had much money, I could buy it.

 上の例は「もしも私がもっとお金を持っているのなら、それを買うことができるだろうに。」という意味になります。
 この例の考えられる状況は、どこかの店で買いたい物を見つけたけれども、お金が足りないことに気づいた場合です。
 
 このように「もしも〜なら」というように、実際のこととは違うことを仮定して表すことを「仮定法」といいます。そしてこの例のように、現在の時点の仮定をすることを「仮定法過去」といいます。
 
 仮定法過去は次のように長い型ですが、数式のようにあてはめるだけで作ることができます。
 
 <If+主語+過去形, 主語+助動詞の過去形+動詞の原形>
 
 上のようにif節で「過去形」を使い、主節で助動詞の過去形を使います。

 仮定法過去について図にすると次のようになります。



If she worked harder, she would succeed.
(もしも彼女が一生懸命働くのなら、成功するだろうに。)

If you arrived at the airport by 15 o'clock, you could meet her before departure.
(もしもあなたが15時までに空港に到着するのなら、出発前の彼女に会えるだろうに。)
If you tried again, you might pass.
(もう一度試みたら、合格するかもしれない。)


 仮定法が表す意味は、あくまでもその名の通り「仮定」になります。したがって、現実には起きていないことを意味します。
 
 たとえば上の例でも If she worked harder, she would succeed. は、彼女は実際に一生懸命働いてはいないことを意味しています。また、If you arrived at the airport by 15 o'clock, you could meet her before departure. は、実際は15時までに空港に到着できないことを意味に含みます。



「もしも〜だったら、〜だったろう」(仮定法過去完了)
 「1」の「仮定法過去」は現在の時点の仮定を表しますが、この「仮定法過去完了」は過去の時点の仮定を表します。
 たとえば、次の例を見てください。

If I had left home early, I would have been on time.

 上の例は「もしも私が早くに家を出ていたら、時間に間に合っていただろう。」という意味ですが、これは過去のことに対しての仮定を意味しています。「あのとき〜をしていたら」という意味が含まれます。
 
 仮定法過去完了の型も長いですが、これも数式のようにあてはめるだけです。
 
 <If+主語+過去完了の形, 主語+助動詞の過去形+have+過去分詞>
 
 上のようにif節で過去完了を使い、主節で「助動詞の過去形+現在完了の形式」を使います。




If I had had enough money, I could have bought the picture.
(もしも十分なお金を持っていたら、その絵を買えただろう。)
If we hadn't spent three hours in a traffic jam, we could have seen the aquarium.
(3時間も交通渋滞でとられなかったら、水族館を見られたでしょう。)


 仮定法過去完了も仮定法過去と同じように、あくまでも「仮定」を表しています。したがって、その意味するものは過去の時点において実際は起きなかったことです。



基礎からの英語学習の記述式練習問題

 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。
 

仮定法過去、仮定法過去完了について
問題数:5問




今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。



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