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講義と実習にわかれている講座ですが、最初のおよそ1ヶ月間に行う講義が終了すると次はいよいよ実際に小学校や幼稚園に行って実習をします。
実習とはもちろん実際に小学生や園児の前で英語の指導をすることですが、事前の準備などで指導をする前からやらなければならないことが多くあるのでたいへんです。

実習で何をするかについては、講座の中で時間をとって班単位で話し合い具体的に決めていきます。



1.実習をする場合の班構成

2004年に函館大学で行われた講座の受講者は33名でしたが、そこから3つの班にわかれてそれぞれが異なった小学校と幼稚園に実習をしに行きます。
班はA班、B班、C班で、それぞれ10名から12名で構成されます。

それぞれの班はさらにその中でA、Bの2グループにわかれて実習をします。

実習に行く回数は合計で8回です。
小学校が4回と幼稚園が4回になります。
教室で行う実習時間は、小学校が45分間で幼稚園が40分間です(C班の場合)
この他に実習時間の前後1時間は打ち合わせとその日の反省などがあります。



班とグループの構成について少し詳しく書いてみます。





このように班が作られます。
1つの班は、3つの小学校と3つの幼稚園からそれぞれ1つを担当しますので、A・B・C班はどれも異なった小学校と幼稚園に実習をしに行くことになります。




2.班の中のグループ構成

担当する小学校と幼稚園では、さらに2グループにわかれます。
2グループはそれぞれその学校の異なる2クラスで実習を行います。
(これはC班の場合です。実習方法は班によって異なる場合があります)


次はC班の場合で、それぞれの学校においてのグループ構成の例です。





このように班は小学校と幼稚園で2グループにわかれますが、C班の場合は小学校では、Aグループが1組、Bグループが2組を担当します。
また幼稚園では、Aグループがふじ組、Bグループがうめ組を担当します。

(班によっては小学校と幼稚園でグループの人が入れ替わる場合がありますが、そこは説明を簡単にするために省略させていただきます)




3.実習をする場合のグループ内の役割

ここからはC班のBグループを例にとって説明します。

C班のBグループは6名で構成されています。
けれども6名が同時に一緒に実習を行うわけではありません。
Bグループの6名は、そこからさらに3名ずつの2つのグループにわかれて小学校と幼稚園をそれぞれ日替わりで交替しながら実習を行います。
ですから、実際に実習を行うときは3名ということになります。

これは他の人の実習のやり方を見学して学習するという意図があるからです。
Bグループからさらにわかれた2つのグループを、仮に1班、2班とよんでみると、1班が実習をしている間は2班が後ろで見学または手伝いをします。
そして次の回に2班が実習を行います。
そのときは、今度は1班が見学または手伝いをします。








4.実習の時間配分

以下はC班Bグループの1班(1班は仮の名)の例です。
(時間配分は班によって違いがあります)

実習の時間はもちろん学校の授業時間と同じですが、その時間は幼稚園が40分で小学校が45分です。

1班の3名はこの時間を3つに区切って1つを1名が担当して実習を行います。
けれども均等に時間を3つに配分するわけではありません。
区切った3つはそれぞれ「導入」・「メイン」・「応用」というパートにわかれていて、それを1名ずつが担当しますが、その日のテーマにあわせて適切な時間を配分して実習を行います。


だいたいの配分される時間の目安は次のようになります。






パートは、たとえば「導入」なら前回の復習や生徒・園児の調子をあげます。
「メイン」ならその日のテーマを詳しく指導しますし、「応用」は「メイン」をひろげて指導します。

「メイン」で行うその日のテーマは事前にプランとして決めていることですが、これについては実習内容を説明するときにあらためてふれていきます。




5.実習内容

実習内容については内容が多いので、「小学校編」と「幼稚園編」にわけて説明します。
下のどちらかをクリックしてください。








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