|
「other」は「他のもの」や「他の人」という意味です。
これは漠然とした「他の~」という意味ですが、特定されると「the」をつけて「the other」にします。
この「特定される」とは、たとえば「2つあるうちの他の1つ」というように、2つのものから1つを選んだ場合の残りの1つを意味します。
このとき話し手は、当然残りが1つであることを知っていることになります。
One is for her and the other is for him.
(1つは彼女の、もう1つは彼のものです。)
また、「other」の複数形は「others」になります。
漠然とした「他のもの」や「他の人達」という意味ですが、これも特定されると「the others」になります。特定される「残りの2つ以上のもの」を意味します。
この場合も話し手は、残りのものについて知っていることになります。
Be kind to others.(他人に親切にするようにしなさい。)
One is for her and the others are for him.
(1つは彼女の、残りは彼のものです。)
それから、最初に選択をするのが1つではなくて、複数の場合は「some」を使います。
そして特定される全ての残りについては、やはり「the others」を使います。
Some of the boys were late, but the others were in time for the match.
(何人かの少年達は遅れたけれども、他の少年達は試合に間に合いました。)
※「other」に「than」が続いた「other than」は、「~以外」という意味になります。
I have read books other than this book.
(この本以外の本を読みました。)
※「other」は名詞の前に置いて使うことができます。(形容詞として使います。)
Do you have any other questions?(他に質問はありませんか。)
The other boys are out now.
(今、他の少年達はみんな外出しています。)
|