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助動詞の応用(その1:「would」と「should」)


ここからは助動詞の応用になります。1回目は「would」と「should」の応用です。  「5」、「7」、「8」は文語的ですので、軽く見ておくだけで構いません。





   「I'd like to+動詞の原形」で「〜をしたい」という意味で使うことができます。「I want to+動詞の原形」や「I like to+動詞の原形」も同じ意味ですが、それらよりも丁寧な言い方になります。
 「I'd」は「I would」の短縮形で、口語では「I'd」にするのが普通です。

 I'd like to watch a soccer game on TV tonight.
 (今夜はサッカーの試合をテレビで見たいです。)
 I'd like to see her.(彼女に会いたいです。)


 「to」以下を完了形にすると一段階過去になって「〜をしたかった」となりますが、これは「できなかった」という意味です。
 I'd like to have seen her.(彼女に会いたかった。)

 また、「to不定詞」のないI'd likeに名詞を続けると「〜がほしい」という意味で使うことができます。
 I'd like a coffee.(コーヒーが飲みたいです。)


 「coffee」や「tea」は不可算名詞なので普通は冠詞をつけられませんが、店などで注文するときは「1杯のコーヒー」という意味でつけることができます。「2杯のコーヒー」は、「two coffee(s)」になります。

 I'd like a drink.(飲み物がほしいです。)
 I'd like a glass of wine.(グラス1杯のワインがほしいです。)


 普通、不可算名詞を数えるときは「a cup of+名詞」などを使います。
 a cup of coffee(コーヒーを1杯)
 a bottle of beer(ビールを1杯)
 複数をあらわす場合は「a cup of」のほうを複数にします。
 two cups of coffee
 two bottles of beer







   「I'd like you to+動詞の原形」は、「あなたに〜をしてほしい」という意味で使うことができます。「1」のI'd like toの「like」と「to」の間に「頼みたい相手」をおきます。

 I'd like you to meet him.(彼に会ってみてください。)
 I'd like her to study English.
 (彼女に英語を勉強してもらいたい。)


 I want toも「want」と「to」の間に「頼みたい相手」をおいて同じ意味で使うことができますが、I'd like you toのほうが丁寧です。







   「Would you like to+動詞の原形」は「2」を疑問文にした文で、「〜をしませんか」と相手を誘う意味になります。
 また「to不定詞」のない「Would you like+名詞」は「〜はいかがですか」と相手に何かを勧める意味になります。

 Would you like to come with me?(一緒に行きませんか。)
 Would you like to eat out with me?
 (一緒に食事をしに行きませんか。)


 丁寧な「依頼」をあらわすこともできます。
 Would you like to open the door?
 (ドアを開けてくれませんか。)

 Would you like some more coffee?
 (コーヒーをもう少しいかがですか。)
 Would you like a cookie?(クッキーはいかがですか。)







   I would に「rather」と動詞の原形を続けて「むしろ〜をしたい」という意味で使うことができます。(had ratherをかわりに使う場合があります。)

 I don't want to stay home.  I'd rather go out.
 (私は家にいたくはありません。私はむしろ出かけたいです。)
 I'd rather wait and see.(どちらかというと静観したいです。)


 否定形は「rather」の後に「not」を続けます。
 I'd rather not go.
 (私はどちらかというと行きたくはありません。)

 また、「than」を後に続けることで「〜をするよりは、むしろ〜をしたい」という意味で使うこともできます。
 I'd rather eat out than cook at home.
 (家で料理をするよりは外食をしたいです。)
 I'd rather be an engineer than an office worker.
 (私は事務職員になるよりは技術者になりたいです。)







   「4」のI'd ratherに動詞の原形ではなく、「主語+動詞の過去形」を続けると「むしろ〜だといいのに」という意味で使うことができます。
 この「rather」以下の文は仮定法で、普通は仮定法過去を使います。

 I'd rather she went there.
 (彼女がそこへ行ってくれるといいのだが。)
 We would rather he told her about it.
 (彼がそのことについて彼女に伝えてくれるといいのだが。)







   「should have+過去分詞」で「〜をすればよかった」や「〜をしなければならなかった」というように「何かをするべきだったのにそれをしなかった」と「後悔」または「非難」の意味で使うことができます。
 「have」には「過去分詞」が続きます。否定は「shouldn't have」で「〜をすべきではなかった」という意味になります。

 You should have stopped it.
 (それをやめておけばよかったのに。)
 I should have told you about it.
 (そのことについて話しておけばよかった。)
 He should have accepted the responsibility.
 (彼が責任を取るべきだったんだ。)

 I shouldn't have tried to do that.
 (そんなことをしようとするべきではなかった。)
 I shouldn't have said such a thing.
 (そのようなことを言うべきではなかった。)


 「〜をしたはずだ」と過去に対する推測をあらわすこともできます。
 けれども「推測」の意味では次回でふれる「may have+過去分詞」を使うのが普通です。
 I sent a letter three days ago. It should have arrived.
 (3日前に手紙を送りました。それは着いているはずです。)







   I suggested that she leave at once.
 (彼女がすぐに出発することを提案した。)
 It is necessary that he go to bed early for his health.
 (健康を考えると彼は早く寝る必要があります。)

 これらの文で,痢she」に続く「leave」と△痢he」に続く「go」を見ると、どちらも動詞の原形になっていますが文法的には正しいです。
 それは「要求」や「提案」、「必要」をあらわす動詞や形容詞に続いている「that節」は、動詞の原形を使う「仮定法現在」にするからです。
この場合の動詞には「ask」、「recommend」、「require」などがあり、形容詞には「desirable」、「essential」などがあります。

 I recommended that she confess her secret to him.
 (私は彼女が彼に秘密を告白するようにすすめた。)
 It is essential that my son get a doctor.
 (私の息子は博士号を取得することが不可欠です。)


 このように「要求」や「提案」、「必要」をあらわす動詞や形容詞の「that節」に仮定法(仮定法現在)が使われるのは、その動詞や形容詞の意味から「意志」が含まれるからです。要求や提案も実現されるのかは未定であり仮定的なことですが、それでも想像とは異なるので仮定法現在が使われるようになります。

 けれども、上のように仮定法現在を使うのは主にアメリカにおいてです。イギリスでは「should」を使います。したがって上の例文は次のようになります。

 I recommended that she should confess her secret to him.
 It is essential that my son should get a doctor.


 最近ではイギリスでも「should」を省略することが多くなってきています。
 また、仮定法に対して、単に事実を言うことを「直説法」といいますが、「イギリス」では上の文に「should」を使わず直説法の動詞(普通の動詞)を使う場合もあります。
 I recommended that she confesses her secret to him.







   「if節」の中で「should」を使うと「万一〜だったら」と実現の可能性が低いことをあらわします。

 If she should quit her role, I will play it instead.
 (万一彼女が役を辞めたとしても、私がかわりにその役をします。)
 If Ann should call me while I am out, tell her she can come at any time.
 (万一アンが私の外出中に電話をしてきたら、いつでも来ていいと伝えてください。)


 「if」が省略される場合があります。その場合は語順がかわって「should」が文頭にきますが、文語的です。
 Should Ann call while I am out, tell her she can come at any time.

 「were to」を使って実現の可能性が低いことをあらわすこともできます。ただし、帰結の文は「主語+助動詞の過去形+動詞の原形」というように仮定法過去にします。
 If war were to break out, we would go abroad.
 (もしも戦争が起これば、私達は外国へ行くだろう。)
 If my child were to die, what would I do?
 (もしも私の子供が死んだら、私はどうするだろう。)


 「were to」を仮定法と一緒に使うのは、「were to」が仮定法過去をあらわすからです。そして、「should」の文よりも実現の可能性が低いことを意味しますので、ほとんど可能性がないことになります。






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







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