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副詞(その3:時の副詞と程度の副詞 法善冓庫。隠
副詞(その3:時の副詞と程度の副詞 


 今日は「時」と「程度」をあらわす副詞です。程度の副詞については次回もふれていきます。




   どちらも「まだ」という意味です。「still」は肯定文と肯定の疑問文で、「yet」は否定文と否定の疑問文で使います。また「yet」は文尾におきます。
 また、同じ「まだ」という意味でも「still」はあることが予想以上に続いていること、「yet」は期待していることがまだ起きていないことを意味に含みます。

 He is still angry.(彼はまだ怒っています。)
 It is still raining.(雨はまだ降り続いています。)
 Is she still here?(彼女はまだここにいますか。)


 「still」は形容詞で「静かな」という意味もあります。
Still waters run deep.は「物静かな人は考えが深い。」ということわざです。

 He hasn't finished his homework yet.(彼はまだ宿題を終えていません。)
 Don't go yet.(まだ行くな。)
 I haven't read it yet.(私はまだそれを読んでいません。)


 「yet」は肯定文でも「まだ」という意味で使えますが、それでも「still」を使うのが普通です。

 「still」は肯定文と肯定の疑問文で使うのが普通ですが、もしも否定文で使う場合は否定語よりも前におきます。その場合、あえて「still」を使うことから否定の状態を強調する文になります。
 たとえば、Ann still hasn't arrived. とAnn hasn't arrived yet. はどちらも「アンはまだ到着していません。」という意味ですが、,蓮屬泙静着していない」ことへの話し手のいらだち、△砲蓮崚着する」ことへの期待が含まれています。







   「already」は「もう」や「すでに」というように予想以上に早く済んだことなどを意味に含みます。普通は肯定文で使います。
 けれども、肯定の疑問文では「already」ではなくて「yet」を使うのが普通です。この場合の「yet」には「まだ」ではなくて「もう」という意味があります。これは「yet」のもう1つの使い方です。

 She is already there.(彼女はすでにそこにいます。)
 I have already seen her.(私はすでに彼女に会いました。)
 Is it raining yet?(雨はもう降っていますか。)
 Are you ready yet?(もう準備はできましたか。)


 「already」を否定文と疑問文で使うこともできますが、あえて使うことからその場合は意外や驚きの気持ちを含みます。
 Is she back already?(彼女はもう帰ってきているのですか。)

 次は「still」と「yet」、「already」が普通に使われるときの区別です。









   「ago」は「(今から)〜前」という意味で文尾で使いますが、「時」をあらわす語を前において、セットして使います。
 これははっきりとした過去のある時点を指すことになるので、過去形の文で使うことになります。そこで次の3つの例は全て過去形の文です。

 My father died ten years ago.(私の父は10年前に亡くなりました。)
 She started her job three years ago.(彼女は3年前に仕事を始めました。)
 He arrived in Hakodate two days ago.(彼は2日前に函館に到着しました。)


 下線は時をあらわす語で、その後に「ago」を続けます。これで1セットの副詞です。
 また、「ago」とは反対の意味で「in」があります。これは「(今から)〜後」と未来の意味になりますが、前置詞(経過の前置詞「in」といいます。)なので「ago」とは違い、時をあらわす語を「in」の後に続けなければなりません。
 He will be back in a few days.
 (彼は2,3日したら帰ってきます。)
 I will phone you in two hours.
 (私は2時間後にあなたに電話をします。)







   「頻度の副詞」とは「いつも」や「ときどき」というようにあることが起こる確率をあらわします。次はその頻度の副詞の例です。

always(いつも)  continually(たえず) usually(たいてい)
frequently(しばしば) often(たびたび)   occasionally(ときどき)
sometimes(ときどき)
rarely, seldom, scarcely ever, hardly ever(「意味は全て」めったにしない)
never(決してしない)

これらを頻度の確率に応じて図にすると次のようになります。


 He always sits here.(彼はいつもここに座っています。)
 We usually go to school by bus.
 (私達はたいていバスで学校へ行っています。)
 Earthquakes occur frequently in Japan.
 (日本では地震がしばしば起こります。)
 [earthquake = 地震、occur = 起こる]
 They are often absent from school.(彼らはよく学校を休みます。)
 She hardly ever goes out.(彼女はめったに外出しません。)
 She scarcely ever smokes.(彼女はめったにタバコを吸いません。)
 The road is never quiet.(その道は絶対静かになりません。)


 「hardly(scarcely) ever」は「めったにない」というように「seldom」と同じ意味ですが「ever」を取ると「ほとんどない」という意味になります。「little」や「few」の意味と同じです。
 つまり「ever」を「hardly」に続けると「頻度」、逆に「ever」を「hardly」から取ると「程度」の副詞になります。(例文は次の「5」を参照してください。)







   たとえば、I completely forgot to send a letter.「私はすっかり手紙を出すのを忘れました。」の「completely」は「すっかり」という意味の副詞ですが、この副詞は意味から程度をあらわす副詞になります。程度の副詞とはこの他「非常に」や「かなり」という意味をあらわすものをいいます。
 次は程度の副詞の例です。

 absolutely(絶対に) almost(ほとんど) nearly(ほとんど)
 greatly(非常に)  rather(いくぶん) somewhat(いくぶん)
 so(そんなに) too(非常に)    very(非常に)
 hardly, scarcely(ほとんどない)

 My answer was absolutely wrong.(私の答えは完全に間違っていました。)
 I greatly enjoyed dancing.(私は非常にダンスを楽しみました。)
 It is somewhat difficult.(それはいくぶん難しいです。)
 I can hardly believe it.(私はほとんどそれを信じることができなかった。)
 There was scarcely anything to eat.(食べ物はほとんど何もなかった。)







   どちらも「非常に」という意味で、副詞や形容詞の前においてその意味を強めるために使いますが、「too」には「〜がすぎる」という「必要以上」の意味があります。したがって「too」は否定的な意味になります。

 She looked so happy.(彼女はとても幸せそうだった。)
 Don't speak so fast.(そんなに速く話さないでください。)


 「so」の代名詞としての使い方はDay23の「5」を参照してください。

 The shirt is too large for her.(そのシャツは彼女には大きすぎます。)
 You are driving too fast.(あなたはスピードを出しすぎていますよ。)


 「too」は肯定文の文尾で「〜もまた」という意味で使うことができます。
 She is pretty.(彼女はかわいいですね。)
 I think so too.(私もそう思います。)

 「also」にも同じ意味がありますがおく位置は文中になります。また「also」は堅い印象を与えますので、「too」を使うほうが普通です。
 He also speak English.(彼も英語を話します。)

 また、否定文の場合は「too」ではなくて「either」を文尾において使います。次はその例ですが、「〜もまた」の意味ではこのように「too」と「either」を肯定文と否定文で使い分けなければなりません。
 He is not coming either.(彼もまた来ません。)







   「almost」と「nearly」はどちらも「ほとんど」や「もう少しで」という意味です。これは完全ではないけれどもそれに近いことを意味に含みます。

 Summer is almost over.(夏はほとんど終わりました。)
 This is almost correct.(これは大体合っています。)
 She is nearly blind.(彼女はほとんど目が見えません。)
 We are nearly at the top of the mountain.
 (私達はほとんど山の頂上です。)


 「もう少しでバスに乗り遅れそうになった。」などのように「〜をしそうだったけれども、何とか間に合った」という表現をしたい場合は「almost」や「nearly」であらわすことができます。
 たとえばI was late for school.「私は遅刻をしました。」は、「すでに遅刻をした」ことを意味しますが、「almost」を加えるとI was almost late for school.「私はもう少しで遅刻するところでした。」というように「結局何とか間に合った」という意味にすることができます。
 これはI was almost late for school. が「私は学校にほとんど遅刻した。」という意味をあらわすことから、つまりはぎりぎり遅刻をしなかったことになるからです。







   ここは軽く見ておくだけで構いません。「almost」は「ほとんど」という意味から形容詞のように名詞の前で使えそうですが、副詞なのでそれはできません。けれども、「all」などを続けると使うことができるようになります。

 Almost all the students go on a school excursion.
 (ほとんどの学生は修学旅行へ行きます。)
 Almost all the men's wear is discounted at 50 percent.
 (ほとんどの紳士服は50%引きです。)


 「all」の他「any」、「always」、「every」も「almost」の後に続けて使うことができます。
 また、「nearly」にも同じようにして使えますが「any」だけは「almost」にしか使うことができません。
 ○ We listen to almost any kind of music.
 × We listen to nearly any kind of music.
 (私達はほとんどすべての種類の音楽を聞きます。)

 また、「no」、「nothing」などの否定語と一緒に使うこともできますが、これは「nearly」には続けられず、「almost」にしか使えません。意味は「ほとんどない」になります。
 He knows almost nothing.(彼はほとんど知りません。)


 「almost」と「nearly」の意味はほとんど同じですが感覚が多少違います。「almost」は「もう少しのところで達しない」と「なりそうでならない」という感覚、「nearly」は「もう少しで達しそうだ」と「しそうになる」という感覚で、「almost」のほうが「nearly」よりも近い感じになります。






今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。







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