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as ... asの比較(比較A)


比較2回目の今回は<as ... as>を使った比較の文について主にふれていきます。
<as ... as>の形の文はよく見ることがあると思いますが、ここでその文がどのようになっているのかを見てみましょう。





  <as ... as>の「as」に囲まれた「...」の部分には形容詞や副詞が入ります。
注意することは、その場合の形容詞や副詞はもとの形が入ることです。
前回のDay32で学習した「er」のついた比較級は使いません。
ここでは原級を使います。

また意味ですが、「〜よりも〜だ。」のように優劣はあまり比較しません。
<as ... as>の比較の意味は「〜と同じだ」や「〜と同じくらいだ」というようにある程度が同じであるという意味をあらわします。
その例文を次に書いてみます。


She is as tall as him.
(彼女は彼と同じくらいの背の高さです)
taller ではなく「tall(原級)」が入ることに注意してください。
それから意味は「同じくらい」となります。

また、
She is as tall as he is.
とも書くことができます。



I am as old as her.
(I am as old as she is.)
(私は彼女と同じ歳です)
as her は as she is と書くこともできます。

It is as cold as yesterday.
(昨日と同じくらい今日は寒いです)








★<not as ... as について>

<as ... as>の文の否定の形になります。
意味は「〜ほど〜ではない」となります。


This text is not as thick as that text.
(このテキストはあのテキストほど厚くはありません)

I can't swim as well as John.
(私はジョンほどうまく泳ぐことができません)

We don't read books as often as her.
(We don't read books as often as she reads.)
(私たちは彼女ほどよく本を読みません)






  as much as は「〜と同量の」という意味です。
また as many as は「〜と同数の」という意味です。

さらに much または many と as の間には名詞を入れて文を作る場合も多いです。
たとえば次のような例文があります。


<as much as の場合>
You have to eat as much vegetable as meat.
(肉と同じくらいの野菜を食べないとならないですよ)

I go out as much as you.
(私はあなたと同じくらい出かけます)


<as many as の場合>
I have as many books as you.
(私はあなたと同じくらいの本を持っています)

I know as many people as you.
(私はあなたと同じくらいの人を知っています)



as much as you can について


as much as の後ろに you can をつけて文を作ると「あなたができるだけ」という意味になります。
また as much as you like とすると「あなたが好きなだけ」という意味になります。
これは会話などで便利な表現かもしれません。


He did as much as he could.
(彼はできるかぎりのことをした)

Take as much as you like.
(あなたが好きなだけ取りなさい)






★<as soon as について>

as soon as には「〜と同じほど早く」という意味があります。
たとえば次のような例文があります。

She didn't arrive as soon as I had expected.
(私が思っていたほど彼女は早くに到着しませんでした)
[expect = 予期する、期待する]
(否定の後は so soon as の形が使われる場合もあります。)


また<as soon as>には「〜するとすぐに」という意味もあります。

これは as soon as の後の文が「終わったら、すぐに」という意味をあらわします。
たとえば次の例文を見てください。


Come home as soon as you finish the work.
(あなたが仕事を終えたら、すぐに家に帰って来てください)
このように as soon as の後が「〜すると、すぐに」という意味になります。
また as soon as の後の文は未来のことであっても現在形にします。
(時・条件をあらわす副詞節では未来のことでも現在形にします)

もう1つ例文を書いてみます。


As soon as she arrives in Hakodate, please let me know.
(彼女が函館に到着したらすぐに私に知らせてください)















  <as ... as>の文に twice(2倍), three times(3倍)をおいて「〜の2倍」、「〜の3倍」というようにあらわすことができます。
(倍数のあらわしかたについてはDay23「数量をあらわす形容詞について」を参照してください。)
倍数にあたる twice などは<as ... as>の前におきます。
たとえば次の例文を見てください。

I have as many books as she has.
(私は彼女が持っているのと同じくらいの本を持っています)
この文は上で学習した方法で書いた文で、「〜と同じくらい」という意味をあらわします。
では、この文の as many books as の前に twice をおいてまた文を作ってみます。


I have twice as many books as she has.
(私は彼女が持っている本より2倍の本を持っています)
このようにして「〜倍」をあらわす文を作ることができます。
他にも例文を書いてみます。


He smokes three times as much as before.
(彼は以前よりも3倍タバコを吸っています)

The earth is four times as large as the moon.
(地球は月の4倍の大きさがあります)



★<分数の場合>

もちろん、分数についても同じようにしてあらわすことができます。
分数もおく位置は<as ... as>の前になります。
(分数のあらわしかたについてはDay23「数量をあらわす形容詞について」を参照してください。
倍数のあらわしかたの中で分数についてもふれています。)


The population of Japan is about one tenth as large as that of China.
(日本の人口は中国の人口のおよそ10分の1です)







<the same A as B>について


the same A as B は「Bと同じA」という意味があります。

This is the same story as I watch yesterday.
(これは私が昨日見たのと同じストーリーです)

My brother goes to the same university as I do.
(私の弟は私と同じ大学に通っています)








  比較級を使った文で、よく見られるものをここで書いていこうと思います。
たとえば<the+比較級, the+比較級>というのがあります。
意味は「〜すればするほど、ますます〜だ」となります。
その例文は次のようになります。


The more he thought about it, the more depressed he became.
(彼はそのことを考えれば考えるほど、彼は落胆した)
[depressed = 元気のない、不景気の]

このように、the の後に比較級をおいてから文を作ります。







もう1つ例文を書いてみます。


The sooner, the better.
(早ければ早いほど、良いです)




★<比較級 and 比較級>

比較級と比較級を「and」で結ぶと「ますます」や「だんだん」という意味になります。


The plane flew higher and higher.
(飛行機はますます高く飛んだ)

The world is getting smaller and smaller.
(世界はますます狭くなってきています)

They became more and more excited.
(彼らはますます興奮してきました)




★<A is no more B than C is D>

<A is no more B than C is D>は、ちょっとややこしいように見える形の文ですが、意味は「AがBでないのは、CがDでないのと同じです」ということをあらわします。
つまり、「AがBでない」ということを相手に伝えるために、「CがDでない」ということを引き合いに出している文です。
それでは例文を次に書いてみます。


A whale is no more a fish than a horse is.
(くじらが魚でないのは、馬が魚でないのと同じことです)







もう1つ例文を書いてみます。


I can no more play the piano than she can play the violin.
(彼女がヴァイオリンを弾けないのと同じように、私はピアノが弾けません)


上の<A is no more B than C is D>の文とは反対の意味をあらわす文は<A is no less B than C is D>になります。
ちょうど more の代わりに less を使った格好ですが、意味は「CがDであるのと同じで、AはBです」と正反対になります。

この文についても1つ例文を書いてみます。


She is no less pretty than her sister.
(彼女は姉と同様にかわいらしい)














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