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副詞の基本(副詞@)


今回からは新しく副詞に入ります。
副詞1回目のDay27は、まずは副詞の基本的なことから始めてみます。

まず副詞についてですが、副詞は動詞の動作を修飾します。
その他にも形容詞や他の副詞といったものを修飾しますし、文全体を修飾することもあります。

今回は副詞にはどういうものがあるかや、その副詞の使い方、そして文中における副詞の位置などについて書いていきます。




  slowly は「ゆっくり」という意味があり、quickly には「速く」という意味があります。
もちろんどちらも副詞です。
では、これらの副詞が動詞を修飾する場合について次から書いていきます。
まずは次の例文を見てください。


I opened the door.
(私はドアを開けた)

この文は「私はドアを開けた」という意味の別になんでもない文ですが、この文に副詞である slowly(ゆっくり)をおくと次のようになります。


I opened the door slowly.
(私はドアをゆっくり開けた)

このように slowly を入れることで「ゆっくり開けた」という意味になり、動詞の動作にさらに表現を加えることができます。
そしてこのように動詞を修飾するものを副詞といいます。
副詞は動詞の他にも形容詞や他の副詞を修飾しますが、まずはこのように動詞を修飾するところから見ていきます。
それではもう少し例文を書いてみます。


Please don't speak quickly.
(速く話さないでください)
[quickly = すばやく]

She suddenly stopped.
(彼女は突然止まった)
[suddenly = 突然に、急に]

He should speak clearly.
(彼ははっきりと話した方がいい)
[clearly = 明らかに、はっきりと]

このようにいろいろな副詞を使うことで、動詞に多様な意味を加えることができます。
また、副詞が文の中におかれる位置については形容詞の場合と違って比較的自由です。
文の始めにおかれることもあれば文の最後にもおかれます。
もちろん文中にもおかれますが、動詞を修飾する際には以下のことに注意してください。

1.文中で副詞をおくときは動詞の前におきます。
2.助動詞があるときは助動詞の後におきます。
3.ただし be動詞があるときは be動詞の後になります。


それぞれについて例文を書いてみます。



1.<文中で副詞をおくときは動詞の前>

He kindly waited for me.
(彼は親切にも私を待ってくれた)
普通はこのように動詞の前におきます。

ただし、動詞の後に目的語や補語といったものが何もなければ動詞の後になります。
She behaved foolishly.
(彼女は愚か行動をした)
[behave = ふるまう]



2.<助動詞があるときは助動詞の後>

She can fluently speak English.
(彼女は流暢に英語を話すことができます)
[fluently = 流暢に]
この場合は助動詞「can」の後におくことになります。



3.<be動詞があるときは be動詞の後>

This door is always open.
(このドアはいつも開いています)
be動詞「is」の後ろです。


また、様態をあらわす場合は動詞の後ろにおかれます。
様態とは行動などのありさまをあらわすことをいいますが、動詞の後ろに目的語や補語がさらにあれば副詞はそれらの後ろにおきます。

They speak English well.
(彼らはうまく英語を話します)
[well = よく、じょうずに]
この場合の副詞は目的語である「English」の後ろになります。

動詞を修飾する副詞なのか、それとも様態をあらわす副詞なのかについてはそれほど意識して区別する必要はありません。
ただし、副詞のおきかたによって意味が少し変わってくるものありますのでその辺には注意がいります。

たとえば次の文を見てください。


He answered a letter foolishly.
(彼はおろかな手紙の返事をだした)
[foolishly = おろかにも、ばかのように]
ここでは様態として foolishly を文の最後においています。
そして意味については「おろかな文面の手紙を書いて出した」ということをあらわしています。
では、foolishly を動詞の前におくとどうなるでしょうか。


He foolishly answered a letter.
(彼はおろかにも手紙の返事をだした)
この文では「手紙を出したこと自体がおろかだ」という意味になります。
最初の文が様態としての副詞で、後のが動詞を修飾する副詞です。
前にも書きましたが、様態かどうかを区別する必要はありませんが、副詞のおきかたによって意味も違ってくる場合があることに注意してください。

さらに次のようなことにも注意してみてください。
まずは例文を1つ書いてみます。


I secretly decided to leave the party.
(私はパーティを去ることを密かに決めた)
[decide = 決める]
[secretly = 密かに、そっと]

この文の副詞 secretly は動詞 decide を修飾しています。
そしてその意味は「密かに決めた」となっています。
では次の文を見てください。


I decided to leave the party secretly.
(私はパーティを密かに去ることを決めた)
最初の文との意味的な違いは、最初の文がパーティを去ることを「密かに決めた」という意味に対して、後の文は「パーティーを密かに去る」ことを決めたという意味になっていることです。

つまり、後の文の secretly は前の文のように動詞 decide を修飾していません。
後の文の secretly が修飾しているのは実は「to」の後の動詞である leave です。
この場合の2つの文で副詞のおきかたによって意味が違ってくる理由は、普通の場合、副詞はこのような to不定詞やどこかの節の後ろにおかれたときは、その to不定詞や節の中にある動詞を修飾するからです。
このことについて下にもう少し詳しく書いてみます。










  次に副詞の作り方について書いてみます。
多くの場合は形容詞の後ろに「ly」をつけることによって副詞を作ることができますが、いくつかの約束事もあります。
それでは副詞の作り方(lyのつけかた)の説明です。


★<形容詞の語尾に「ly」をつけて副詞にする場合>
形容詞 bad(悪い)や sudden(突然の)などを副詞にする場合は語尾に「ly」をつけます。
普通の、形容詞から副詞への作り方です。


bad → badly(悪く、まずく)
sudden → suddenly(突然に、不意に)



★<形容詞の語尾の「y」を「i」にしてから「ly」をつける場合>
形容詞 happy など「y」が語尾にきているものは「y」を「i」に変えてから「ly」をつけます。


happy → happily(幸福に、楽しく)



★<形容詞の語尾の「e」はそのままにして「ly」をつける場合>
形容詞 extreme(極端な)など「e」が語尾にきているものは「e」をそのままにして「ly」をつけます。


extreme → extremely(極端に、ひじょうに)

ただしこの場合は例外がいくつかあります。
たとえば形容詞 true(真実の)は「e」をとってから「ly」をつけます。
また capable(能力、有能な)のように語尾に able, ible があるときは「e」を取って「y」だけをつけます。


true → truly(ほんとうに、正直に)
capable → capably(りっぱに、うまく)
sensible → sensibly(感じられるほど、賢明に)



★<形容詞の語尾の「ll」には「y」だけをつける場合>
形容詞 full(いっぱいの)など「ll」が語尾にきているものは「y」だけをつけます。


full → fully(十分に、完全に)



★<形容詞の語尾が「母音字+l」には「ly」をつける場合>
形容詞 beautiful など語尾が「母音字+l」の場合はそのまま「ly」をつけます。


beautiful → beautifully(美しく)
final → finally(最後に、ついに)


以上のことは、形容詞を副詞にするときの基本的な「ly」のつけかたです。
この例外としては

@形容詞と副詞の形が全く違うもの。
A形容詞と副詞の形が同じもの。
B形容詞だけで副詞に変化しないもの(つまり形容詞としてでしか使われないもの)。

があります。
@の例としては形容詞 good があります。
good が副詞として使われるときは well になります。
good(よい)→ well(よく)


Aの例としては fast があります。
fast は形容詞と副詞が同じ形で変化しません。
fast を使った例文を書いてみます。


The car went fast.(副詞として)
(その車は速く走った)

a fast car(形容詞として)
(速い車)


Bの例としては lonely(孤独の、さみしい)があります。
lonely は形容詞としてでしか使うことができません。

また、Aの例としてあげた fast のように形容詞と副詞が同じ形のものは多くあり、またよく使われるものでもありますので下に少し例を書いてみます。







これらを使った例文も少し書いてみます。
もちろん副詞として使った場合の例文になります。


The streetcar arrived ten minutes late.
(市電は10分遅れで到着した)

He worked hard.
(彼は一生懸命働いた)

An airplane flew low.
(飛行機は低空で飛んだ)
[fly = 飛ぶ]
[fly(現)- flew(過)- flown(過分)]




ところで形容詞と副詞が同じ形のものでも語尾に「ly」がつく場合があります。
たとえば上の例で direct は directly という形の副詞ももっています。
意味は direct の場合と同じ「まっすぐに」です。
このように「ly」がついても意味が同じになる、形容詞と副詞が同じ形の例を下に少し書いてみます。




(これらは語尾に「ly」がついた副詞もありますが、意味は同じです)




また形容詞と副詞が同じ形でも語尾に「ly」がつくことで、別の意味を持った副詞になるものもあります。
たとえば hard は副詞で「一生懸命」という意味があります。
この hard に「ly」をつけて hardly にすると「ほとんど〜しない」という否定的な意味をもった副詞になります。
この他にも「ly」をつけることによって意味が変わる副詞の例を下に書いてみます。




(どちらも副詞で、「ly」がつくことによって意味が変わってきます)




これらの例を使った例文について比較をしながら書いてみます。


<close - closely の場合>
The winter vacation is close at hand.
(冬休みは間近だ)
[close at hand = すぐ近くに]

She watched closely.
(彼女は一心に見た)

close は[klous]と発音しますが、動詞で使う場合(意味は「閉じる、終わる」になります)は[klouz]と発音します。



<late - lately の場合>
He stayed up late.
(彼は遅くまで起きていた)
[stay up = 寝ないで起きている(= sit up)]

He was here lately.
(彼は最近ここに来た)

「最近」という意味の lately には同じ意味で recently があります。
また of late というのもあります。




<high - highly の場合>
He can sing high.
(彼は高い声で歌うことができる)

He was highly pleased.
(彼はひじょうに喜んだ)














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