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助動詞4〜英文法11
can/could


助動詞4回目のDay11は can と could についてです。
can もよく使われる助動詞ですが、今回も基礎からそして時折深く突っ込んだりしながら書いていきます。

「Can you 〜 ?」、「can't have+過去分詞」、「can't help 〜 ing」、「cannot 〜 too ...」についてもふれています。




  「〜できる」という能力の他にも「〜でありうる」という可能性、「〜してよい」という許可そして「〜してくれませんか」といった依頼などもあらわします。
それでは能力、可能性、許可から入ってみます。


★<「〜できる」(能力)、「〜ありうる」(可能性)、「〜してよい」(許可)>
形はどれも<主語+can+動詞の原形>になります。
また疑問は主語と can が逆になって<Can+主語+動詞の原形+?>になります。






「〜できる」(能力)の例文です。

I can play the piano.
(ピアノが弾けます)

I can speak English.
(英語を話せます)

He can whistle any tune.
(彼は口笛でなんでも吹けます)
[whistle = 口笛を吹く]

I can't wait.
(待ち切れません)

We can't walk any more.
(これ以上もう歩けません)

Can you ski ?
(スキーができますか)

Can she come to the party ?
(彼女はパーティーに来られますか)

Can you speak English ?
(英語が話せますか)
相手に直接聞く場合「Can you 〜 ?」は「〜できるの?」と露骨になりますので、そういう場合はDo を使って「Do you 〜 ?」と聞くほうが失礼にあたりません。

Do you speak English ?




あまりできませんのあらわしかた

Can you swim ?
(泳げますか)
と聞かれて「そんなに泳げません」と答えたいときに

I can't swim.
と相手に答えると「全く泳げません」ということになります。
つまり、「私はかなづちだ」と答えることになってしまいます。
can't はこのように全くできないという意味を指します。
したがってそんなに泳げませんというときは

I can't swim well.
(そんなによくは泳げません)
というように well などをつけます。






★<「〜してよい」(許可)>

Day10の中の may にも同じような意味がありましたが may よりも口語的になります。

You can smoke in this room.
(この部屋でタバコを吸ってもいいですよ)

You can't stay here.
(ここにいてはいけません)


許可を求める場合は<Can I 〜 ?>を使います。
これもDay10の may で同じようなあらわしかたでありましたが May I 〜 ? のほうが丁寧な表現になります。
ですが Can I 〜 ? のほうが今ではよくつかわれます。
形は<Can I+動詞の原形+?>になります。






Can I 〜 ? の例文です。

「〜してよろしいですか」と許可を求めます。

Can I speak to John ?
(【電話口で】ジョンと話せますか)

Can I help you ?
(いらっしゃいませ)

Can I have a few minutes ?
(少し時間がありますか)

Can I have this ?
(これをください)



「〜ありうる」(可能性)をあらわします

「〜であることもありうる」という可能性です。

This kind of thing can be played by children.
(この種のことは子供にもできる)







  「〜してくれませんか」という依頼をあらわします。
会話でもよく使われる表現です。
can の代わりに could を使うともっと丁寧な表現になります。
形は<Can you+動詞の原形+?>になります。






Can you 〜 ? の例文です。

相手に対して「〜してくれませんか」と依頼をあらわします。

Can you open the door ?
(ドアをあけてくれませんか)

Can you turn off the light ?
(明かりを消してください)
[turn off = (明かりなどを)消す] (反)[turn on]

Could you help me ?
(手伝ってもらえませんか)
could で丁寧な表現になります







  前のDay10から続く<have+過去分詞>を使った表現方法です。
過去のことについての否定をあらわし「(過去に)〜したはずがない」という意味になります。
これも難しい部類に入るので難しいと思ったら今は読み飛ばしても構いません。
(英検にはしばしば出題されます)

形は<主語+can't have+過去分詞>になります。






<can't have+過去分詞>の例文です。

「(過去において)そんなことをしたはずがない」とあらわします。

They can't have seen it.
(彼らがそれを見たはずがない)

Mary can't have told a lie.
(メリーがうそをついたはずがない)







  could は can の過去形です。

★<「〜できる」(能力)を過去の「〜できた」にします>

She could speak French when she was young.
(彼女は若い頃フランス語を話すことができた)


「〜ありうる」(可能性)を「ひょっとしたら〜」にします

ひょっとしたら〜かもしれない」という表現にします。
単なる can の過去形ではない使い方の1つです。

I thought that it could be true.
(それは本当かもしれないと思った)







  「〜せずにはいられない」や「〜するしか仕方がない」ということをあらわします。
つまり、「(〜の部分)をするしかない」や「そうするより他に選択肢がない」ということです。
これも便利な表現だと思います。
形は<主語+can't help+動詞のingの形>ですが、この他にも<主語+can't help but+動詞の原形>の形などがあります。
(この help の意味はなじみのある「助ける」や「手伝う」ではなくて「避ける = avoid 」の意味です)






can't help 〜ing の例文です。

「(〜ing)をするしかない」ということです。

I can't help laughing.
(笑わずにはいられない)

I can't help thinking so.
(そう思うしかない)







  「いくら〜してもしすぎることはない」ということをあらわします。
つまり、「いくらそれをしたとしても足りない」ということです。






それでは cannot 〜 too ... の例文です。

We cannot praise her courage too much.
(彼女の勇気をほめてもほめきれない)
[praise = ほめる]
[courage = 勇気]


You cannot be too good to your parents.
(親孝行をしすぎるということはない)













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