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 英語学習の豆知識


D-1 動詞について

l. 知覚動詞の意味について

 

   ここでは知覚動詞を用いた文について、その基本的な意味と簡単な作り方について説明していく。

 知覚動詞とは、その名の通り「知覚」を表す動詞のことである。そこでfeelやhear、see、notice、watchなどがこれにあたる。
 さて、知覚動詞を用いた構文だが、次のような形式となっている。

(1)
 知覚動詞+目的語+動詞の原形

 形式は、使役動詞を用いた構文と変わりがない(使役については「使役動詞の意味について(その1:makeとget)」「使役動詞の意味について(その2:haveとlet)」を参照)。しかし当然、使役の意味はない。

(2)
a. I saw him come.
(彼が来るのが見えた。)

b. I heard Mary laugh.
(メアリーが笑うのが聞こえた。)

 上は知覚動詞の例だが、作り方は(1)の形式を参考にするとできることになる。しかしそれでは形式的で理解が難しい場合があるので、より作りやすいようにここから説明を加えていく。

 たとえば(2)の2例を分解すると、次のようになる。

(3)
a. I saw him. He came.
(私は彼を見た。彼は来た。)

b. I heard Mary. She laughed.
(私はメアリーを見た。彼女は笑った。)

 上を見てわかるように、それぞれの2番目の文は、1番目の文の目的語のことについて、「説明」を加えている。そして2番目の文を、1番目の目的語の後ろにくっつけたのが、(2)の知覚構文になる。知覚構文は、ただそれだけのことであり、難しい文ではないことがわかる。
 図にすると、次のようになる。

(4)



 簡単に説明すると、上のようになる。知覚構文を理解するためには、いくらか参考になると思われる。


 ところで、知覚構文では目的語の後に動詞の原形ではなく、ing形を用いる場合もある。

(5)
a. We saw her entering the building.
(彼女がそのビルに入っていくのが見えた。)

b. We saw him walking across the street.
(彼が通りを横切っているのが見えた。)

 これらも次のように分解できる。

(6)
a. We saw her. She was entering the building.
(私たちは彼女を見た。彼女はそのビルに入っていった。)

b. We saw him. He was walking across the street.
(私たちは彼を見た。彼は通りを横切っていた。)

 考え方は同じである。

(7)



 (6)の2番目の文が少し長くなるために、知覚構文も長くなるが、目的語の説明を加えるという意味では、全く変わりがない。単に長くなっただけである。


 動詞の原形か、それともing形のどちらを用いるかについては、どちらを用いても間違いにはならない。その場において「動き」を感じるような場合は、ing形を用いるだけである。



参照
知覚動詞(基礎からの英語学習Day73)
使役動詞の意味について(その1:makeとget)(加筆修正回答)
使役動詞の意味について(その2:haveとlet)(加筆修正回答)









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